本記事ではWiseデビットカードのデメリットを解説します。
私がWiseデビットカードを作ったのは2021年7月。その後、3ヶ月間のスペイン滞在、ポーランド、ベトナム、タイで旅のメインカードとしてWiseデビットカードを使用してきました。
実際にWiseデビットカードを使ってみて、私が体験したWiseカードのデメリットを解説します。
【実体験】Wiseデビットカードを使ってみて感じたデメリット
結論、海外でWiseデビットカード使う上で感じたデメリットはありません。
まだスペインとポーランド、ベトナムでしか使用していませんが、ATMからの現金引き出し、デビットカードとしての支払いに使う時もなんの問題もなくスムーズに使えてとても満足しています。
デビットカードとしての支払い時もATM利用時も、カードが使えなかったということは一度もなく、不明瞭な手数料が取られることも一切ありませんでした。
とはいえ、デメリットを感じなかった訳ではありません。
私がWiseデビットカードを使う上でデメリットを感じたのは、海外ではなく日本国内でした。
海外で使う時にはメリットしかありませんが、日本で使う上ではデメリットもあるというのが率直な感想です。
日本で感じたWiseデビットカードのデメリット
日本では支払いに使えない場合がある
日本でWiseデビットカードを使う場合、機器が対応していないケースがありました。
Wiseデビットカードにいくらか日本円が入っていたので、日本で買い物するとき支払いで使おうとしたところ使えないことがありました。
具体的にはマツモトキヨシでした。
とはいえ、そのマツキヨのカードリーダーは最近日本国内では見ないような古いタイプだったので、それが原因だと思います。
古いタイプのカードリーダーでは対応していないことがあるようです。
日本ではATMから出金できない
日本国内ではATMからの出金ができません。日本国内でもデビットカードとしてレストランでの飲食や買い物する時の決算には使えますが、ATMから現金を引き出すということができません。
以下の一部のATMの中には例外的に出金できることもあるとWiseデビットカード公式ページに記載されていますが、基本的には日本国内では現金の引き出しができないようです。
・イーネット
・ビューカード
・デイリーヤマザキ
ちなみに、日本国内でATMから出金できないのは日本国内でWiseデビットカードを発行した場合で、日本国外でWiseデビットカードを発行した場合は、日本国内でも現金の出金ができます。
という、疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。
Wiseデビットカードへの入金は、日本国内でも海外でもWiseデビットカードの指定口座への振り込みになりますので、日本国内にいても海外にいても、いつでもWiseデビットカードに入金ができます。
Wiseデビットカードに入金する時の、Wiseデビットカード側が指定する口座がUFJ銀行なので、UFJ銀行の口座を作っておくと同じ銀行間は振り込み手数料が無料なためWiseカードへの振込も無料でできるのでおすすめですよ。
追記:2022年11月にWiseデビットカードに日本円を入金したところ、Wiseデビットカードへ入金するための振り込み口座がPayPay銀行に変更していました。
日本国内のインターネット決算に対応していないケースがある
日本国内でのインターネット決算にも使えるWiseデビットカードですが、たまに使えない場合がありました。
Amazonをはじめ大手のインターネットショップでは基本的は問題なく使えましたが、実体験としてメルカリとLINEギフトではWiseデビットカードは使えませんでした。
まとめるとWiseデビットカードのデメリットは、
① 日本国内の決算で使えないことが稀にある
② 日本国内のATMでは現金の引き出しができない
の2点です。
とはいえ、Wiseデビットカードを使うときは海外での使用が大きな目的なので、日本国内では他のカードを使う、それだけでWiseデビットカードのデメリットは解決できます。
Wiseデビットカードは、海外旅行や留学、ワーホリなど実際に海外に行った後、とても便利なことはもちろん、日本国内にいるうちもWiseデビットカードで体験できる大きなメリットがあります。
Wiseデビットカードの日本国内のメリットを詳しく解説します。
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日本でのWiseデビットカードのメリット
Wiseデビットカードは日本国内で使うというよりは、海外での生活や留学、ワーホリ、旅で使うのがメインなので、個人的には、日本では使わない、それだけで解決しました。
逆に、日本にいるうちにWiseデビットカードを使ってできるメリットの方が大きいと感じたので解説します。
日本にいながら海外の口座を開設できる
Wiseデビットカードを持っていると、海外留学やワーホリに出発する前に日本にいながらにしてオンラインで海外の口座を開設できます。
海外の口座を持てるのは、
ユーロ、イギリス、アメリカ、オーストラリア、カナダ、シンガポール、トルコ、ニュージーランド、ハンガリー、ルーマニア
以上の10通貨です。
Wiseデビットカードを作るだけで、所要時間約1分で外貨口座を持てるのは大きなメリットです。
現地の銀行口座を開くのは結構手間のかかるものなので、現地のメインバンクを開設するまでの繋ぎとしてもとても役立ってくれます。
それも日本にいるうちに口座開設できるのでとても安心感があります。Wiseの口座を持っていると送金はもちろん、通常の口座と同じように海外で仕事をすることになった時の給与の受け取り口座としても使えますよ。
実際に私もワーホリでイギリスに2年半住んでいたことがあり、その時は口座を開くまで必要書類の不備があるとかで5回も銀行に行きやっと口座開設できました。
ワーホリ、留学などで海外に住む時に、日本にいるうちから口座を持っておけるのはかなり役立ちます。
日本にいながら現地通貨に両替できる
もうひとつの大きなメリットは、日本にいる時に自分の好きなタイミングで日本円から外貨に両替できます。
レートを見ながら、実際に海外に行く前にあらかじめ自分にとって良いタイミングで、オンラインで外貨に両替することができます。
Wiseデビットカードの両替レートは、海外用デビットカードの中でもトップクラスの優良レートです。
まだWiseデビットカードを持っていなくても、Wiseデビットカードの公式手数料確認ページから、今現在日本円から外貨に両替するといくらの手数料がかかるのかを確認できます。
「 お住まいの国 」 日本 を選択 → 右下の「 Wiseアカウントでの資金の保有 」
を選択します。
両替したい外貨を選択すると、実際にいくらの手数料がかかり、日本円がいくら分の外貨になるのかをシュミレーションできます。
例えば、2022年11月にシュミレーションしてみると、10000円の日本円は、59.04イギリスポントに両替できることがわかります。
手数料は68円と明確にわかるので、安心して両替することができますね。
両替シミュレーションは、実際にWiseデビットカードを作る前でもできるので、ぜひ試してみてくださいね。
Wiseデビットカードはデメリットを超えるメリットがある
結論、Wiseデビットカードのデメリットは日本国内でWiseデビットカードを使って支払いしたり、現金を引き出したりするときのみ。
もともと海外で使うことを目的にWiseデビットカードを使う人がほとんどなので、あまり気にならないデメリットですね。
逆に日本で海外の口座を即時に持てる、自分のタイミングで両替できるのはメリットでしかありません。
もちろん、海外デビットカードを選ぶときに最も重要な、両替レートや海外でのATM利用手数料も格安です。
「 海外デビットカードが必要だけど、どれが良いのかわからない。 」
「 Wiseデビットカードの両替レートやATM利用手数料について詳しく知りたい。 」
といった疑問について以下の記事で詳しく解説しています。Wiseデビットカードについて詳しく知りたい方はご覧ください。
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