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アボサンダル1日目と3ヶ月後を徹底比較【育てるサンダル経年変化】

本記事では「育てるサンダル」アボリジェンサンダルを3ヶ月間履いた経年変化をレビューします。


近年注目されているワラーチの中でも、使えば使うほど自分の足に沿って変形していく「育てるサンダル」として話題のアボサンダル。



アボサンダルの公式H Pによると、

「 約3ヶ月を目安にアボサンサルが自分の足に馴染んでくる 」

とのこと。




実際にアボサンダルを3ヶ月間履いてみて、

① アボサンダルの形状変化
② アボサンダルの履き心地の変化
③ 足の着地点の変化


の3つのポイントに注目して、どのようにアボサンダルが、また私自身の足が変化していったかをレビューします!





目次

3ヶ月間のアボリジェンサンダルの使用頻度

・主な仕様用途
近所のカフェ、買い物、軽いウォーキングなど日常生活での使用がメイン

・1週間の着用時間の目安
約週2〜2.5時間

・3ヶ月間のおおよその着用時間の合計
約30時間


上記がアボサンダルを履き始めてから3ヶ月間の着用頻度です。



まとめると、日常使いがメインでランニングには用いていません。

「走れるサンダル」としてトレイルランナーやランニングする方にも愛用者が多いアボサンダル。とはいえ、私はランニングしないので、長距離を歩くロングトレイルでの使用を目的に購入しました。


アボサンダルを履いている3ヶ月間のうち、一度10kmほど歩いたもののまだ本格的にロングトレイルでは使っておらず、今後予定している2000kmの巡礼に向けてあくまで日常生活の中で育てています。



ランニングでアボサンダルを使用する場合は、変形の速度がより速いことが想像できますね。


coco

日常生活の範囲内でもこれだけ育つんだという参考にしていただければ!






① アボサンダルの形状変化 | アボサンダル3ヶ月着用レビュー

アボサンダルの着用1日目と比べて、3ヶ月履いたアボサンダルは足の形に沿ってソールがカーブしているのがわかります。



平らな場所に置くとよりソールが変形していることがわかりますね。

私の場合は、


・足の後方、特にかかと部分が大きく反り返るようにカーブしてきた

・横は、人差し指から小指にかけての足の面部分が大きく反り返ってきた


という変化がありました。


coco

足の形に沿って、まるで型取りしたかのように足の形そのまんま変形してきたのには驚きました!


「使えば使うほど自分の足の形に沿うようにアボサンダルが変形する」とのことなので、これからさらに使っていくにつれて、より自分の足に沿って変形しそうなポテンシャルを感じます。






② アボサンダルの着用感の変化 | アボサンダル3ヶ月着用レビュー

アボサンダルを履き始めた3ヶ月前はソールが真っ平だったため、「ペタペタ」と真新しいサンダルならではのぎこちなさがありました。

3ヶ月間アボサンダルを履いた結果、足に合わせてサンダルがくっついてくるような一体感が。
足とソールの境界線が曖昧になり、ソール自体が足の皮膚の一部のように感じはじめました。


着用感もアボサンダルがより変形していくにつれて、一体感も増すのではという期待が高まります。



③ 足の着地点の変化 | アボサンダル3ヶ月着用レビュー

江戸時代の人々は一日30〜40キロほどは平気で歩いていたという記録があり、当時の人々は草履やわらじを履いていた。

彼らは近所の散歩や長距離を歩くとき、また地面の形状によって無意識に歩き方を切り替えていた。



アボサンダルを3ヶ月間履いた結果、この江戸時代の人々と全く同じことを体験しました。


・歩く速度
・歩く距離
・地面のコンディション



によって直感的に最適な歩き方を導き出し、シチュエーションによって歩き方を変えるようになったのです。



アボサンダルを初めて履いたとき、かかとから着地し、その衝撃がモロに膝に伝わり

「ドスンドスン」

と歩いている自分にとても驚きました。



かかとからの着地はヒールストライクと呼ばれ、クッション性のある靴によって生まれた不自然な歩き方だそう。




一般的に人間本体の歩き方は、


・指の付け根から接地するフォアフット

または

・足の真ん中部分から接地するミッドフット

だと言われています。



結論、意識せずともシチュエーションに合わせて自然にそのどちらかで歩くようになりました。


アボサンダルを3ヶ月間着用後の歩き方の変化
・1日目

距離や地面のコンディションに関わらず常にヒールストライク。

・3ヶ月後

距離や地面のコンディションに合わせて、自然にフォアフットとミッドフットを使い分けられるようになった。


・短距離 / 長距離

・コンクリート / 土 / 芝生

・柔らかい地面 / 硬い地面

によって着地点を変え、自然にそのシチュエーションに適した着地方法をとるようになったのです。

特別な訓練をしたわけではなく、アボサンダルで歩いただけですが、裸足で歩くことでそれを思い出すことは自然なことですね。



coco

プロのアスリートでも人によってフォームが違うよね。
骨格や体型が違う人間がみな同じ歩き方で、どんな地面のコンディションでも変化しないというのは不自然なはず。





近年のベアフットサンダルの人気に伴ない、「人間本来の歩き方とは?」についてさまざまな意見がありますが、裸足の感覚を思い出し、その人だけの直感によって知ることができるのかもしれませんね。







本記事では、アボリジェンサンダルの初代モデル「 Totem 」をレビューしています。現在は改良を重ね、より履きやすように進化した最新モデル「 Pirineos 」がでています。



スペイン発のアボサンダルは2021年に日本上陸したばかり。すでに日本最大級のワラーチコミュニティになるほどの人気だそう。

私にとって初めてのワラーチがアボサンダルでしたが初心者にも使いやすいです。気になる方はチェックしてみてくださいね!





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