【世界遺産】マドリード観光の合間に立ち寄りたいおすすめの公園

本記事ではマドリード観光の合間に立ち寄りたいおすすめの公園をご紹介します。


賑わうスペインの首都にありながら、一歩足を踏み入れれば自然溢れるゆったりとした空間が広がるマドリードの公園。

園内の建造物や風景も美しく、まるで絵画のような風景を楽しめます。

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今日ご紹介する公園には世界遺産に登録されている公園も!



スペインをはじめ、ヨーロッパ諸国では公園で終日や仕事終わりの時間を過ごすのは大事な時間。

地元の人の日常に溶け込むようにマドリード観光のひと時を過ごすのも贅沢なものです。

本記事ではマドリードを代表する公園と一緒に楽しみたい、公園から徒歩圏内の観光名所もご紹介しますね!





【レティーロ公園】世界遺産に登録された芸術的な公園

マドリードを代表する公園エル・レティーロ公園 Parque de El Retiro は、マドリード市民の憩いの場として愛されている巨大な公園。

2021年には「 プラド通りとブエン・レティーロ公園地区。芸術と化学の景観 」という名称で世界遺産にも登録された見応えのある公園です。

東京ドーム27個分の広大な敷地を持つエル・レティーロ公園は、もともと王家の庭園でした。

当時の面影を感じる彫刻や建造物も多く、王族の遊び場であった名残が感じられます。


敷地内には緑豊かな自然が溢れ、芝生の上に寝転がり午後のひと時をゆったりと過ごすマドリード市民の姿も。

エル・レティーロ公園はぐるっと一周すると軽く1時間はかかる広大な敷地を持ち、ゆっくり散歩しながらエル・レティーロ公園のさまざまな表情を楽しめますよ。




クリスタル宮殿|Palacio de Cristal

エル・レティーロ公園内にある建造物の中でも、観光名所としても人気なのがクリスタル宮殿 Palacio de Cristal と呼ばれるガラスでできた宮殿です。

全面ガラス張りの宮殿は、まるで子供の夢を具現化したようなおとぎ話の世界観。





クリスタル宮殿が建てられたのは1887年。

当時は近代性の象徴として話題を呼び、現在でもマドリードを代表する価値ある建造物として知られています。

ロンドンのハイドパークにあるクリスタルパレスにインスピレーションを受けデザインされました。

現在は、ピカソの ” ゲルニカ ” が展示されていることで有名なソフィア王妃芸術センターの運営で美術品の展示場として使用されており、ガラス張りの宮殿の中で美術品を楽しむ新しい体験ができますよ。



レティーロ公園

6:00~22:00
無料





【レティーロ公園から徒歩3分】プラド美術館

Photo by Unsplash/José Cuerva

レティーロ公園と合わせて立ち寄りたいのが、マドリード三大美術館のひとつプラド美術館

かつてはスペインを代表する画家パブロ・ピカソが館長を務めていたこともあるスペイン屈指の大美術館

歴代のスペイン王室が収集したコレクションを所有しており、その数なんと約8700点。

ゴヤ、エルグレコなど王室だからこその経済力で集められた至極の作品が集められているマドリード三大美術館のひとつです。

レティーロ公園からは約徒歩3分ととても近い場所にあるので、プラド美術館でアートを堪能し、公園でまったりと過ごすのも優雅な旅の1ページですよね。



プラド美術館の入館料は15ユーロですが、以下の時間ははどなたでも無料で入ることができますよ!

【プラド美術館無料開放日時】
・月曜〜土曜18:00〜20:00
・日曜祝日17:00〜19:00




プラド美術館

10:00~20:00(日曜10:00~19:00)
15ユーロ
https://www.museodelprado.es




【カンポ・デル・モロ】マドリード王宮の庭園

マドリード王宮の庭園カンポ・デル・モロCampo del Moroは東京ドーム約2個分の敷地を持つ優美な庭園。

マドリード王宮は20世紀前半まで王族が暮らしていた場所。

カンポ・デル・モロは19世紀に作られた英国スタイルの庭園で、目の前に王宮が広がるまさに王族の景色を味わえる場所です。

現在、王族はマドリード王宮には住んでいませんが、今でも国の行事で使用されています。

行事がある日以外は、マドリード王宮の内部は一般公開されており誰でも見学することが可能です。

マドリード王宮の内部は有料ですが、庭園であるカンポ・デル・モロは無料開放されているので、気軽に立ち寄ることができますよ。




まさしく王族の庭園とでも言うように美しく整えられた園内は、自然豊かな光景が待っています。

ベンチも多く設置されているので、ゆったりと散歩を楽しむことができますよ。



カンポ・デル・モロには美しい孔雀もたくさん。

庭園内を散歩していると、隣を孔雀が通り過ぎて行ったりと非日常な気分も味わえます。

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人馴れしていてポーズもとってくれますよ




カンポ・デル・モロ

10:00~19:00
無料




マドリード王宮|Palacio Real de Madrid

カンポ・デル・モロと合わせて立ち寄りたいのが、マドリード王宮

一歩中に入ると待っているのは” ヨーロッパの宮殿 ” と聞いて私たちが想像するそのものが現実になったような豪華絢爛、贅を尽くした優美な空間。

優美さと贅の代名詞とも言えるフランスのベルサイユ宮殿の一部屋を模した部屋や、まるで美術館のような数々の美術品。

王族が暮らしていた空間を堪能できます。

マドリード王宮の城壁からは、マドリード王宮の庭園カンポ・デル・モロも一望できますよ。






王宮の内部をじっくり見学するもよし、外観だけであれば国の行事がある日以外は24時間いつでも王宮の正面まで行くことができます。


毎月第一水曜日の正午には、厳粛な衛兵交代の様子を見ることができます。( 1,8,9月を除く )

毎週水曜日、土曜日の11〜14時にも略式的な衛兵交代が30分毎に行われます。( 第一水曜日を除く / 7,8月は10〜14時 )

※日時が変更される場合もあるので、公式サイトで確認することをおすすめします。



マドリード王宮

10:00~18:00(日曜10:00~16:00)
12ユーロ
https://www.patrimonionacional.es





建築と自然の芸術を楽しめるマドリードの公園

公園の持つ自然豊かでゆったりとした空間はもちろん、自然美を引き立てるように建つ建造物もマドリードの公園ならでは。

マドリードの公園を訪れると地元の人々が本を読んだり、友人や家族と談笑したり、一人で日向ぼっこしていたりと、日常の中にある何気ない場所なのが感じられます。

カメラ片手に自然と建造物の芸術美を楽しむも良し、地元の人に混じって日向ぼっこするもよし。

マドリード観光の合間に、ふらっと立ち寄ってみるのもおすすめですよ!




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