【バレンシア近郊の日本人の知らないリゾート地】地中海のビーチタウン、ベニドルム

本記事では、バレンシア地方に位置するリゾート地ベニドルムについてご紹介します。

スペイン第三の都市、バレンシアから約1時間45分の距離にあるベニドルムはスペイン屈指のリゾート地。

日本人にはあまり知られていない街ですが、ヨーロッパ諸国では有名なリゾート地として知られ、街を歩けば国際色豊かな人々で溢れている地中海に面したビーチタウンです。

海辺にはリゾート地らしい高層ビルの宿泊施設が立ち並び、その景観は「 スペインのマンハッタン 」とも呼ばれています。




夏に多くの観光客を迎えるベニドルムにはたくさんの短期アパートメントが立ち並び、オフシーズンには多くの短期アパートメントの価格相場が下がることから、お手頃な価格で短期アパートメントを借りることができるのも魅力のひとつ。


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実際に11月中旬に滞在しましたが、海の見えるバルコニー付きの広いアパートメントに格安で滞在できました



美しいビーチが目の前に広がるスペイン屈指のリゾート地ベニドルムは、観光はもちろんオフシーズンの長期休暇やノマド、ワーケーションにもおすすめの街ですよ。





【バレンシア近郊のリゾート地】ベニドルムってどんな街?

ベニドルムBenidormは、スペイン第三の都市バレンシアからバスでおよそ1時間45分南下した場所に位置する海に面したビーチタウン。

バレンシア近郊の気軽に訪れることができる地中海に面したリゾート地です。

ベニドルムってこんな街
  • 国際色豊か
  • 美しいビーチに面した街
  • オフシーズンはアパートメントが安い





リゾート地であるベニドルムには目立った観光名所はありませんが、変わりにあるのは地中海に面した美しいビーチ。

西洋の人たちのホリデー先としても人気のベニドルムは、英語が通じるほど国際色豊かでイギリス人やロシア人の姿がよく見られます。

また、ベニドルムにはパーティータウンとしての側面も。

クラブやミュージックバルも多く通りを歩いているとEDMが聞こえてきます。

とはいえ、リアイア世代にも人気のホリデー先でもあり、シニアカーをレンタルサービスがあるほど。

パーティーに繰り出すも良し、ゆったりとビーチでくつろぐも良しの自分の好みに合った楽しみ方ができる街です。

飲食店も充実していて、バルやスペイン系の飲食店はもちろん、日本食レストランもありますよ。





ベニドルム最大の魅力!地中海に面した美しいビーチ

ベニドルム最大の魅力は地中海に面した美しいビーチ。

ベニドルムにはレバンテビーチPlatja de LlevantポニエンテビーチPlaya de Ponienteの2つの美しいロングビーチがあります。




レバンテビーチの特徴
  • 観光客に人気のエリア
  • ベニドルムの繁華街に近い
  • ビーチ沿いには飲食店が多い


レバンテビーチはベニドルムの繁華街に近い観光客に人気の活気のあるビーチ。

ビーチ沿いには飲食店やバルが立ち並び、ホリデーの雰囲気をたっぷり味わえるビーチです。

周辺にはビーチに近い宿泊施設が立ち並び、気軽にビーチへアクセスできる最高のロケーションの宿が多いのも特徴。

賑やかとはいえ、私が訪れた11月中旬はゆったりと自分時間を楽しめる穏やかな雰囲気が流れています。




ポンテニエビーチの特徴
  • 観光客が少なめ
  • 落ち着いた雰囲気
  • ビーチに近い宿泊施設


ポニエンテビーチは旧市街を挟んでレバンテビーチの反対側に位置するビーチ。

より落ち着いた雰囲気で観光客よりもローカルに人気のビーチです。

ポンテニエビーチ周辺にも宿泊施設があるので、ゆったりのんびり過ごしたい方におすすめのビーチですよ。




【地中海のバルコニー】180度海を見渡すことができるビュースポット

2つのロングビーチのちょうど真ん中に位置するのが地中海のバルコニーという名のついた展望台。

目の前に地中海が広がる美しい眺めを楽しめるベニドルム屈指のビュースポットです。





ただただのんびりして過ごすのにぴったりの場所で、白のバルコニーが海と空の色に映える美しい展望台。

バスキングしている人もいたりと、気楽な雰囲気が漂っています。






地中海のバルコニーからは美しい半月上の弧を描く2つのビーチを見渡すことができ、いつまでも見ていられそうな景色を楽しむことができますよ。






夕暮れ時には沈みゆく夕日を眺めることができ、刻一刻と色を変えていく見渡す限りの色彩豊かな絶景を楽しむことができます。










ベニドルムを一望できるルーフトップバー

リゾート地であるベニドルムではルーフトップバーも素晴らしいひと時を味わえるスポット。

ベニドルムで人気のルーフトップバーの一つが高層ホテルの最上階にあるPlanta 20 Lounge & Bar

最上階がルーフトップバーになっていて、宿泊者以外もエントランス料なして利用することができます。






待っているのは目の前に広がるベニドルムの街並みと海。

夕暮れ時には沈みゆく夕日を望み、心満たされるひとときを楽しむことができますよ。

リゾート地を訪れたらルーフトップバーでゆるりと過ごすのも豊かな時間ですよね。





17:00~23:00
http://www.planta20benidorm.com/








飾らないベニドルムを楽しめる旧市街

高層ビルが立ち並び、踊るような活気と賑やかさが特徴のベニドルムですが、ゆったりとしたローカルなベニドルムを感じられるエリアがベニドルムの旧市街

ベニドルムの2つのロングビーチのちょうど中間にある旧市街は地中海のバルコニーへ行く道中にあるエリアです。






現代的なビルが立ち並ぶベニドルムですが、都市開発がされる前は漁村として栄えていた街でした。

美しい教会や古い建物があったりと落ち着いた雰囲気で、都市開発される前のベニドルムの姿に少しだけ触れることができるエリアです。

地中海のバルコニーとあわせてのんびりと散歩してみるのもおすすめですよ。



【ベニドルムのおすすめグルメ】バレンシア名物パエリア

スペイン料理といえばパエリア!

スペインを代表する料理の一つ、誰もが知っているパエリア。

今ではスペイン全土で食べられているパエリアですが、パエリアはベニトルムの位置するバレンシア地方が発祥の地であり本場です。

パエリアpaellaはバレンシア語でプライパンの意味。パエリアの歴史は古く、その起源は紀元前9世紀に遡り、スペインに稲作をもたらしたムスリムから始まった食文化だそう。



ベニドルムにもパエリア店は多く、ビーチ沿いに店を構えるシービューのお店もたくさん。

パエリアの本場でぜひ本物の味を楽しんでみてくださいね。







【ベニドルムの宿泊施設】オフシーズンなら短期アパートメントがおすすめ

「 スペインのマンハッタン 」の異名を持つほど、高層ビルが立ち並ぶベニドルム。

高層ビルの多くは夏のホリデーシーズンに訪れる観光客を想定した宿泊施設になっていて、長期滞在者が多いことから短期アパートメントがその大半を占めています。

オフシーズンになると、空室になりがちなアパートメントが安く貸し出されるので、海の見えるバルコニー付きの広いアパートメントにも格安で泊まることができます。

もちろん1泊から利用可能ですよ。







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写真がアパートメントからの眺め。写真がないのが残念ですが、左手には遮るもののない海を一望できます。



アパートメントの設備
  • リビング
  • キッチン
  • ベッドルーム
  • 海の見えるバルコニー


バルコニーにはくつろげるソファーとテーブルがあり、海を見ながら手作りした朝ごはんを食べたり、夕暮れ時には幻想的な空を見ながらお酒を飲んだりと心満たされる時間を楽しむことができます。

私は11月中旬に宿泊し、一泊38ユーロでした。友人と2人で滞在したので一泊20ユーロ以下で宿泊できましたよ。

ベニドルムのオフシーズンはアパートメントに滞在しながら暮らすようにのんびりと過ごすのもおすすめですよ。




スペインのアパートメントの中には宿泊初日にデポジットを現金で150〜300ユーロほど支払う場合が多いです。

何も問題なければチェックアウト時に全額返金されます。







  • ビーチまで徒歩10分
  • 海の見えるバルコニー
  • 丘の上の静かなエリア




バレンシアからベニドルムへの行き方

バレンシアからベニドルムまではバスでアクセスできます。

バレンシアからベニドルム行きのバス概要

手段:バス
価格:約22ユーロ
所要時間:約1時間45分

鉄道でも行けないことはないですが、料金も所要時間も倍以上かかり乗り換えが必要なため、バスでのアクセスがおすすめです。

1時間〜1時間半ごとに1本運行しているためバレンシアからアクセスしやすいのも魅力です。









ビーチでの休暇を思う存分楽しめる街ベニドルム

ベニドルムはこれぞリゾートといった青い海と青い空、ゆったりと過ごすのに完璧なアパートメントと休暇を過ごすのにぴったりな街。

リゾート地とはいえ特別物価が高いこともないので、気軽にリゾート気分を楽しめるバレンシア近郊の穴場です。

のんびりゆったり暮らすように休暇を楽しみたい方は、ぜひ訪れてみてくださいね!








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