これだけは食べたいアンダルシア料理【伝統料理・名物グルメ】

本記事ではスペイン、アンダルシア地方の名物グルメをご紹介します。

スペインの南側に位置するアンダルシア地方。

海に面した土地ならではの新鮮なシーフードから山の幸まで豊かな食材が集まる食の宝庫。

太陽の恵みをいっぱいに浴びて育った野菜料理や、新鮮な海の幸を使ったアンダルシアの伝統料理は見た目も味も最高の料理ばかり。

アンダルシア地方の8都市を旅して南スペインのグルメを味わってきた実体験をもとに、アンダルシア地方でしか味わうことのできない伝統料理と名物グルメをご紹介します。






【とろみのある冷製トマトスープ】サルモレホSalmorejo

アンダルシアの暑い気候に適したこれぞアンダルシア料理といえるサルモレホsalmorejo

アンダルシア地方北部の街コルドバ発祥の料理でトマトをふんだんに使った冷製スープです。

アンダルシアのトマトスープといえば日本でも馴染みのなるガスパチョが有名ですよね。

さらさらしたドリンクのような舌触りが特徴のガスパチョに比べ、サルモレホには材料にパンが入っているためクリーミーでドロッとした、どちらかというとポタージュのような舌触りです。

材料にパンを使用しているサルモレホは見た目のわりに腹持ちがよく、スープに入っている生ハムの塩っけがアクセントになってトマトの味をひきたたせています。そしてスペイン料理にかかせないオリーブオイルとガーリックの風味も感じられる夏らしい一品。


夏バテや紫外線から守ってくれる栄養分のある夏野菜のトマトをふんだんに使ったサルモレホは、サハラ砂漠からの熱波や地中海気候で気温が上がるアンダルシアらしい伝統料理です。




【はちみつ風味】茄子のハニーフリットBerenjenas fritas con miel

茄子のハニーフリット Berenjenas fritas con mielはアンダルシアの定番料理。

フリットとは揚げ物を意味します。

茄子に小麦粉・卵黄・牛乳・メレンゲを混ぜた衣をつけて揚げたシンプルな料理ですが、想像をはるかに上回る美味しさなのです。

外はサクッと、中はとろっとろの茄子。そしてキャラメルのようなコクとほんのり苦味のあるヒースはちみつとの相性が最高!



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個人的にはNo’1アンダルシア料理!




シンプルなぶん、茄子の旨味とヒースはちみつの大人の甘さが際立ってまさにシンプル・イズ・ザ・ベストな一品です。







【海鮮の揚げ物】アンダルシア風シーフードフリットFritura andaluza

アンダルシア風シーフードフリットFritura andaluzaは海に面したアンダルシア地方らしい海鮮料理。

シーフードを揚げたシンプルな料理で、アンダルシア地方ならでは特徴は、さまざまな種類の小さな魚や、一口大にカットされたエビ、イカが大皿にどんっとのっていること。

量がかなり多く、大人二人でも食べきれない量。数人で頼んでシェアして食べるのが一般的です。

とはいえ、余ったら持ち帰りできる文化があるのでお一人でも注文できますよ!

季節やとれた魚の種類に応じて、お皿にのる魚の種類も変わります。

マラガやカディスなどの海沿いの町で特に多く食べられていますが、セビーリャグラナダなど内陸の町でも定番料理として親しまれているアンダルシア料理です。





【ロールカツ】フラメンキンflamenquin

アンダルシアのロールカツ、フラメンキンflamenquin

コルドバ発祥グルメであるフラメンキンは生ハムとチーズを薄い豚肉のスライスで包んで揚げたアンダルシア地方の伝統料理です。

外側はサクッとした衣で覆われ、中身は生ハムとチーズという最強の組み合わせ。美味しくないわけがありません!

豚肉が入っているのに生ハムも入れるところが実にスペインらしい一品です。

豚肉、生ハム、チーズというがっつり系の組み合わせのフラメンキンは、ひとつ食べればかなりお腹が満たされるボリューム。ビールとの相性も抜群です!






アンダルシア地方らしさたっぷりのグルメ

日本でもその地方でしか味わうことのできないグルメがあるように、スペインでもアンダルシア地方ならではのグルメを食べることができるのはアンダルシアだけ。

アンダルシア地方を訪れたらその土地ならではのグルメをぜひ味わってみてくださいね!







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