魅惑の黄金都市サラマンカ旧市街観光の見どころ【スペイン】
本記事では、スペイン、サラマンカの観光情報をご紹介します。
マドリードの北西に位置する、旧市街全体が世界遺産に登録されている街サラマンカ。
古くから学生都市として繁栄してきたサラマンカには、世界各国から学生が集まり国際色豊かな活気が感じられます。
1513年から1733年に建設されたにも関わらず宇宙飛行士の彫刻がある不思議なサラマンカ大聖堂や、「 スペインで一番美しい広場 」と評されるマヨール広場など、見ごたえのある建造物ばかり。
サラマンカ旧市街を歩けば、まるで500年前にタイムスリップしたかのような、当時の街並みが残っています。
歴史ある街並みと、国際色豊かな若者たちのエネルギーが混ざり合って不思議な魅力溢れるサラマンカの見どころをご紹介します。
【世界遺産】歴史的な街並みと国際的な若者のパワーが混じり合う街サラマンカ
スペイン、カスティーリャ・イ・レオン地方に位置するサラマンカ Salamanca。
マドリードからは電車またはバスで2時間前後でアクセスできます。
サラマンカの旧市街は世界遺産に登録され、時が止まっているかのようなレンガや石造りの美しい街並みがあります。
古くから学問の中心地として栄えてきたサラマンカ。
サラマンカ旧市街にあるサラマンカ大学は現存するスペイン最古の大学。そしてヨーロッパ最古の大学のひとつでもあります。
「 知識を欲するものはサラマンカへ行け 」と言われ、1130年には始まっていたサラマンカ大学は、大航海時代、そして現代と常に学問の中心地として重要な場所となっています。
学問の中心地とはいえ堅苦しい雰囲気はなく、国際色豊かな学生たちによって街は活気付き、カフェや街中では英語もよく耳にします。
夜はナイトライフを楽しむ学生たちの姿が見られ、開放的な雰囲気のある街です。
サラマンカ観光の見どころ①マヨール広場
世界遺産 「 サラマンカの旧市街 」の中心となっているのがマヨール広場Plaza Mayor de Salamanca 。
1729年から1759年にかけて建設されたバロック様式の広場で、「 スペインで一番美しい広場 」のひとつと言われています。
スペインでは、マヨール広場には必ず市庁舎があります
サラマンカのマヨール広場にある市庁舎は、わずかな酸化鉄を含んだ黄金色の石で作られています。
その石が夕日を浴びるとキラキラとさらに黄金色に輝き、その美しい姿から「 黄金の都市 」と称されるほど。
夕日によって色を変えていくその姿は、とても芸術的。自然が織りなす魔法のような時間です。
大きな長方形になっているマヨール広場の四方にはカフェやバルが並び、晴れた日はテラス的で美しいマヨール広場を見ながら過ごすことができます。
マヨール広場にはベンチもあり、カフェやベンチなどお気に入りの場所で美しいマヨール広場を眺めるのも最高の時間。
マヨール広場にある多くのカフェのひとつに、サラマンカで最も古く100年の歴史を持つカフェ「 カフェ・ノベルティCafé Novelty 」があります。1905年に開業したカフェ・ノベルティは当時のアーティストや作家が集まる社交場として愛されてきました。
マヨール広場には合計88の半円状のアーチがあり、内部はアーケードになっています。
大聖堂を思い起こさせる美しい色合いと曲線美を楽しめるアーケードの中には、飲食店をはじめさまざまなお店が入っています。
黄金色のマヨール広場は、夜になるとライトアップされ昼間とは違った美しさを楽しめます。
どこか妖艶な雰囲気すら感じる夜のマヨール広場。
ロマンチックな雰囲気もあり、夜を楽しむ多くの人で賑わっています。
ぜひ、昼だけでなく夜のマヨール広場も訪れてみてくださいね!
マヨール広場
サラマンカ観光の見どころ②サラマンカ大聖堂
サラマンカの旧市街の代表的な建物のひとつが、サラマンカ大聖堂Catedral de Salamanca。
12世紀に建てられたサラマンカ旧大聖堂をベースに、サラマンカ旧大聖堂が狭いという理由から1513年〜1733年にかけてサラマンカ新大聖堂が旧大聖堂の周りに増築されました。
新サラマンカ大聖堂は完成までに2世紀の時を要したため、ゴシック様式、ルネサンス様式、バロック様式の3つの様式が混ざり合っています。
サラマンカ大聖堂の最も高い位置である鐘楼まで登ることもでき、屋根の部分やテラスからは美しいサラマンカの街のパノラマビューを望むことができます。
そしてサラマンカ大聖堂が話題になっている理由のひとつが宇宙飛行士の彫刻です。
1513年〜1733年に建設されたサラマンカ新大聖堂に、当時の人々が知るはずのない宇宙服を着た人間が細部まではっきりと刻まれているのです。
サラマンカ大聖堂を訪れた際には、ぜひ探してみてくださいね!
サラマンカ大聖堂の宇宙飛行士の彫刻の詳細や、宇宙飛行士がある場所については、以下の記事にてご紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
サラマンカ大聖堂
http://www.catedralsalamanca.org/
日本語でのチケット予約:https://www.getyourguide.jp
サラマンカ観光の見どころ③貝の家
サラマンカの旧市街を歩いているとひときわ目を引く建物のひとつが貝の家Casa de las Conchas。
スペイン巡礼のシンボルであるホタテ貝がびっしりと装飾され、スペイン巡礼の経験がある方には親近感の湧く家です。
建物の外装にあるのは300個を超える貝の装飾。
スペイン巡礼を彷彿とさせる貝のモチーフの由来には諸説あり、サンティアゴ騎士団の騎士であったロドリゴ・マルドナドの命によって建てられたため、サンティアゴ騎士団のシンボルであるホタテ貝が装飾されているという見方が一般的ですが、彼の息子が後に妻への愛を示すために付け加えたという説もあります。
1493年から1517年にかけて作られたゴシック様式をベースに、ルネサンス様式とムデハル様式 ( キリスト様式とイスラム様式が融合した建築様式 ) が混ざっています。
サンティアゴ騎士団、そして大学の教授でもあったロドリゴ家の邸宅として建てられた貝の家ですが、後に地下室はサラマンカ大学の学生への刑罰室として使われるようになり、現在は公共の図書館として利用され観光客でも中に入ることができます。
図書館として使われている現在でも中には四角形状の中庭があり中央には当時使われていた井戸も残されています。
貝の家
サラマンカ観光の見どころ④サラマンカ大学
サラマンカ大学Universidad de Salamancaは1218年に創設されたスペイン最古の大学。ヨーロッパ全体で見てもボローニャ大学、パリ大学に次いで3番目に古い歴史を持つ大学です。
学問の街であるサラマンカには「 知識を欲するものはサラマンカへ行け 」と言われていたほど膨大な本や知識、優秀な人材が集まりました。
大航海時代には天文学に基づき航海の計画が練られた場所でもあります。航海や天文学の研究のため、クリストファー・コロンブスも通っていたそう。
サラマンカ大学の建造も歴史的価値のある美しい装飾があり、プラテレスコ様式の傑作とされる講義堂のファサードにはカトリック両王やビーナスの像などが彫られています。
有名なレリーフには蛙の乗った髑髏があり、それを見た人は学業成就するという言い伝えが残されています。
サラマンカ大学
蛙の乗った骸骨がある位置のGoogleMapはこちら
サラマンカ観光の見どころ⑤サラマンカ旧市街の街並み
世界遺産に登録されているサラマンカの旧市街。
旧市街全てが世界遺産に登録されているだけあって、オレンジ色の石造りの街並みがとても美しく街歩き自体がサラマンカの見どころのひとつ。
サラマンカの旧市街はオレンジ色がかった酸化鉄を含んだ石が使われています。
その石が太陽の光によって黄金色に輝き、その美しさは「 サラマンカは比類なき美しい街 」と評されるほど。
サラマンカの旧市街でひときわ目を引くのが、他に類を見ないレタリング。
独特で美しい字体で、サラマンカの石造りの街並みの美しさと非日常的な雰囲気を際立たせています。
サラマンカ独特レタリングは旧市街のいたるところで見ることができます。
ゆっくりとサラマンカの街並みを楽しみながら、美しい文字も探してみてくださいね。
サラマンカ観光の所要日数・日帰り旅行は可能?
サラマンカの旧市街はコンパクトにまとまっているため、さっと見どころをまわるだけなら2〜3時間ほどあればサラマンカを観光できます。
マドリードからの日帰り旅行も可能です。
サラマンカ大聖堂の内部を見学したり、街をじっくりと楽しむなら丸1日はあると良いです。
とはいえ、「 サラマンカは比類なき美しい街 」と言われるほど、街全体が美しい街。
マヨール広場をはじめサラマンカの旧市街は昼と夜で違った魅力があるため、ぜひ1泊するのがおすすめですよ。
サラマンカの宿泊施設
サラマンカの宿泊施設の数は多く、宿探しに困ることはありません。
世界遺産の街、サラマンカ旧市街にもたくさんの宿泊施設があり、飲食店や観光名所へのアクセス抜群のロケーションの良い宿泊施設も数多くあるので、安心して宿泊できます。
サラマンカの宿泊施設はホテルが一般的。2022年時点ではホステルがひとつしかないため、バックパッカーたちはそのドミトリーに泊まることが多いようです。
ゆったりとした滞在がしたい方は、キッチンなども付いているアパートメントタイプの部屋を一室まるまる借りることもできます。サラマンカに暮らしているような夜を過ごしたい方におすすめです。もちろん1泊から滞在できますよ!
ロケーション抜群!サラマンカ唯一のホステル
サラマンカ唯一のホステルは、サラマンカ旧市街の中心地マヨール広場まで徒歩2分の場所に位置するAlbergue Revolutum Hostel。
実際に、Albergue Revolutum Hostelに泊まってみたところ、清潔で快適なドミトリーでした。
何より、ロケーションが最高でサラマンカ旧市街の中心地にあります。マヨール広場まで徒歩2分、サラマンカ大聖堂まで徒歩4分と観光名所へのアクセスも抜群。
周囲には飲食店も多く、昼間はもちろんナイトライフを楽しみたい方にも好立地です。
ベッドも清潔で、各部屋にはトイレ、シャワーも付いているので、いちいち部屋から出なくて良いのも嬉しいポイントでしたよ。
共有スペースもおしゃれな感じでした。
ホステルに一階はラウンジになっていて、バーも併設されています。
なので、夜は結構賑やかになりますので音に敏感な方にはおすすめしません。
一階がバーであることが気にならない方は、受付の方も親切で快適な滞在ができたのでおすすめのホステルです。
Albergue Revolutum Hostel
- 清潔で綺麗
- サラマンカ唯一のホステル
- サラマンカ旧市街の中心地に位置
マドリード・セゴビアからサラマンカへの行き方
サラマンカへはマドリードから直通の鉄道とバスがあります。
また、マドリード近郊の人気観光地セゴビアからのアクセスも可能。セゴビアからも直通のバスと鉄道があるので、マドリード → セゴビア → サラマンカのルートもおすすめですよ。
ちなみにセゴビアも旧市街が世界遺産に登録されている街です。
マドリードからサラマンカへの行き方
マドリードからサラマンカへは電車またはバスで行くことができます。
どちらも直通なので、簡単にアクセスできますよ。
バスの最安値は19ユーロからありますが、スペインのバスの料金は同じ行き先でも一律ではなく、時間帯によって価格が変動しますよ。
なので、バスより鉄道が安くなることも少なくありません。
セゴビアからサラマンカへの行き方
セゴビアからサラマンカへはバスまたは鉄道にてアクセスできます。
鉄道の場合、直通便は1日3本ほどですが、バリャドリードValladolidでの乗り継ぎ便は2時間に1瓶くらいの頻度で運行しています。
バリャドリードで乗り継ぐ場合は、料金は約33ユーロから。所要時間は乗り継ぎ時間も含めて3〜4時間ほどかかります。
鉄道の直行便の時間帯が合わない場合は、バスの方が気軽にアクセスできますよ。
バスまたは鉄道の乗降者駅や乗り継ぎ駅は、上記の表のチケット予約画面にてご確認いただけます。
マドリード発のツアーを利用する
より簡単にサラマンカを訪れたい方は、マドリード発のツアーを利用する方法もあります。
マドリード発のツアーでは、サラマンカの他、美しい城壁の街アビラも一緒に訪れることができますよ。
歴史と現代のエネルギーが化学反応を起こす街サラマンカ
まるで映画のセットの中を歩いているかのような美しい石造りの街並みの中で暮らす、国際的でエネルギッシュな若者たちがつくり出すサラマンカの空気感は、歴史と現代のエネルギーが融合した不思議なエネルギーがあります。
まさに唯一無二の街と言える、魅力たっぷりのサラマンカ。
ぜひ、サラマンカ旧市街を歩きながら独自の発展を遂げるサラマンカを感じてみてください!
コメント
コメント一覧 (2件)
今日も楽しく拝見いたしています!
サラマンカは中世の格調高い建物が並び、若者で活気溢れる町ですね!
onaga1951さま
いつもご覧いただいてありがとうございます!
歴史という過去の街並みの中に、現在の若いエネルギーが満ち溢れていて唯一無二の面白さを感じる町でした!