サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂で巡礼者ミサに参加する方法
カミーノのゴールであるサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂では、巡礼者のためのミサが毎日行われます。
本記事ではサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂の巡礼者ミサの時間と入場方法、ボタフメイロについて解説します。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂のミサの時間
ミサの時間 | |
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7:30 | 巡礼者ミサ |
9:30 | 巡礼者ミサ |
11:00 | Chapel of La Corticela. |
12:00 | 巡礼者ミサ |
19:00 | 巡礼者ミサ |
巡礼者のためのミサは1日4回行われています。
巡礼者ミサは、到着した巡礼者の国籍が読み上げられ祭司から祝福の言葉が贈られる、カミーノでしか体験できないミサ。
不定期で行われるボタフメイロや、「聖体拝領」と呼ばれるキリストの聖体の変わりとされるお煎餅を司祭にいただくなど、厳かな雰囲気の中で祝福の儀式が行われます。
ミサ参加の入場口
サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂の裏側に回ると、上記のGoogleMapの場所に大聖堂のお土産売り場があります。
そのすぐ左側にミサに参加するための入場口があります。
時間が近づくと列ができているので、とても見つけやすいですよ
大聖堂への入場料やミサへの参加費は無料です。
大きなバックパックは中に持って入ることはできません。
カミーノの象徴とも言えるサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂の正面。
巡礼者たちが喜びに浸る美しい広場はサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂の正面に当たりますが、ミサに参加するための入場口はサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂の裏側にあります。
ボタフメイロの儀式はいつ行われる?
カミーノのミサの名物のひとつが、ボタフメイロbotafumeiroと呼ばれる巨大な振り香炉。
祭司たちが数人がかりで香炉に結ばれた太いロープを操り、銀色の香炉より煙を吐き出しながら巨大な振り子のように大聖堂内を行き来するミサの儀式のひとつです。
「ボタフメイロがみたい!」という巡礼者も多いですが、ボタフメイロは毎回行われるわけではありません。
ボタフメイロが行われるかどうかは事前に知ることができず、見ることができたらラッキーな儀式です。
私は運良く見ることができ、その光景は想像していたよりもずっと圧巻でした
正式な衣装に身を包んだ祭司が銀色に輝く香炉を操り、大聖堂を煙が満たしていきます。
感嘆の声が静かに響く中、銀色の香炉が大聖堂を舞う光景は心に残るものでした。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂のミサはカミーノの喜びを感じる儀式
それぞれのカミーノを歩み訪れるサンティアゴ・デ・コンポステーラ。
大聖堂で行われるミサは、今ここにいる喜びやカミーノで得た経験をじっくりと味わうような時間です。
ミサそのものも美しく、まさに巡礼者ミサでしか体験できない儀式です。
大聖堂の内部やサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂に眠っている聖ヤコブの聖体も公開されており、ミサの後に見学することも可能ですよ。
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