【ベトナム超快適な長距離バス】夜行バス・VIPバスのオンライン予約方法
本記事ではベトナムの長距離バスの概要とオンライン予約方法について詳しく解説します。
ベトナムの都市間を移動する際に、最も便利なのが長距離バス。
ベトナムには日本の新幹線に当たる高速鉄道はなく、都市間を移動する際は長距離バスか飛行機です。
ハノイからホーチミンを結ぶ南北鉄道が一応ありますが、時速50kmと速度は遅く、揺れや騒音も大きいため、移動手段というよりは車窓を眺めながらの旅を楽しみたいロマンを求める方におすすめ。
本記事ではベトナムの長距離バスの概要とオンラインでの予約方法を、
- ホーチミン → ダラット
- ダラット → ダナン
- ダナン → ホイアン
- ホイアン → フエ
の4つの区間を長距離バスで移動した実体験をもとに、詳しく解説します。
ベトナムの長距離バスは、まるで移動型カプセルホテルのよう!
ベトナムの長距離バスは座席が倒されているため、横になって眠ることができるのでとても快適ですよ。
【ベトナムの長距離バスの種類】VIPバス・普通クラスのバス
ベトナムの長距離バスには、主に2つのクラスがあります。
- 普通クラスのバス
- VIPバス
例:ホーチミン発ダラット行 / 所要時間約6時間半
- 普通クラス 約300.000ドン ( 約1500円 )
- VIPバス 約420.000ドン ( 約2100円 )
こちらは普通クラスの長距離バスの写真
普通クラスのバス、VIPバス共に、前後は壁で仕切られ、通路側はカーテンで仕切られているので、小さな個室状態。
完全なプライベート空間でバスの旅を楽しめます。
シートは横になって眠れるシクライニングシートで、ブランケットも用意されています。
普通クラス、VIPバスの両方のクラスで無料の飲料水が座席に置いてあり、USBケーブルを使って充電可能ですよ。
こちらはVIPバスの写真
VIPバスはより内装が豪華で、スペースシップのような見た目。日本のカプセルホテルのような雰囲気です。
普通クラスの長距離バスは窓にカーテンが付けられていますが、VIPバスはロールスクリーン。
窓側には、ドリンクホルダーが設置されているバスもあります。
VIP Bus の他、Luxury Busと呼ばれることもあります。
【ベトナムの長距離バス】オンラインで予約する方法
ベトナムの長距離バスは、ベトナムの長距離バスオンライン予約サイトVexereがとても便利です。
さまざまなベトナムの長距離バスのサイトを訪問しましたが、Vexereが一番使いやすく、価格も良心的!
ベトナムのWebサイトは、本当に予約できているのかわからないような、使いやすいとは言い難いものも多い中、Vexereはしっかりと予約確認表がメールで送られてきます。
ベトナム全土の都市間の長距離バスや夜行バスを網羅し、普通クラスのバスやVIPバスなど、バスの種類も豊富。
座席指定や乗降者場所の選択も簡単で、1ヶ月のベトナム旅の中でとても助けてもらったサイトです。
>> Vexere:https://vexere.com/en-US
【ベトナムの長距離バスの予約方法】オンライン予約サイトVesareの使い方
ベトナムの長距離バス予約サイトVexereへアクセスし、出発地と目的地を入力すると、運行しているバスの一覧を確認できます。
料金はもちろん、各バス会社の時刻表、残席数も一緒に表示されますよ。
気になる便を選択すると、バスの内装や雰囲気を確認できます。
実際に乗った人のレビューも見ることができますよ。
また便ごとの乗車可能場所、降車可能場所も簡単に確認できます。
とはいえ、見知らぬ土地の名前を見ても、具体的にどの場所を指しているのかわからないかと思います。
実際の予約ページに移行すると、各乗降車場所のマップや自分のいる位置から最も近い乗り場を簡単に確認できますのでご安心くださいね。
同じ行き先でも、バス会社によって乗降車場所が違うので、いろいろなバス会社の乗降車場所を比べてみるのがおすすめですよ。
乗りたい便を決めたら、右下の黄色のアイコン「 Book 」をクリックします。
座席を選択する画面に移りますので、自分の好きな座席を選択します。
ベトナムのバスは2段ベットのように上段と下段に座席があります。
おすすめは下段!
下段の方が揺れが少ないため、より快適に過ごせますよ。
普通の平地であれば大きな揺れはありませんが、ダラットなど標高の高い場所付近はカーブが多く揺れを感じることが多いので下段がおすすめです。
次に乗車場所、降車場所を選択します。
「 Earliest 」のタブを開くと、
・Earliest ( 最も早い乗車時間 )
・Latest ( 最も遅い乗車時間 )
・Nearest ( 自分のいる位置から最も近い乗車場所 )
の順に並び替えることができます。
遠くの乗車場所だと、バスに乗るためにGrabを使わなければいけないこともあるので、「 Nearest 」を選択して最も近い乗車場所からバスに乗ると楽ですよ。
各乗車場所は、Mapのリンクを貼ってくれてあるので見知らぬ土地でも簡単に位置を確認できます。
ベトナムのWebサイトのクオリティからすると、このサービスは素晴らしく感激!
最後に、決算に進みます。
バスによっては「 NO PREPAYMENT REQUIRED 前払い不要 」と書かれているバスもあるのですが、そう書かれているバスでも必ずインターネット決算するシステムでした。
決算しないと予約が完了しません。
NO PREPAYMENT REQUIREDと書かれていると、予約時に決算することに不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、ここで支払って大丈夫ですのでご安心ください。
予約が完了するとメールアドレスに予約確認表が送られてきます。
自分の座席番号や、乗車場所が記載されています。
予約確認表で大事なのは、自分が乗るバスのナンバープレートです。
「 License plate 」がナンバープレートを意味します。
このバスであればLicense plate 49F-000.95 と書かれているので、自分が乗るバスは49F-000.95のナンバープレートだとわかります。
バス乗り場には複数のバスが来る場合があるので、自分が乗るバスがどうかはナンバープレートで判断できますよ。
印刷は特に必要なく、乗車時に名前を告げ、送られてきたメールを見せるだけで乗車できます。
【ベトナムの長距離バス】普通ランクでも乗り心地は快適!
VIPクラスの方がより快適なのは間違い無いですが、普通クラスでも十分に快適なバスの旅ができます。
パーソナルスペースはVIPクラスに比べると少し狭いですが、通路側にはカーテンがありプライベート空間も保ててばっちり。
3列あるバスの場合は、真ん中のシートは外の景色が全く見えないため、気分転換のためにも窓側のシートがおすすめですよ。
スマホを充電できるUSBの差し込み口と無料の飲料水もいただけます。
「 快適なバスの旅をしたいけれど、なるべく安くしたい。」
そんな方は、普通クラスのバスでも十分にリラックスして過ごせると思います。
必須ではないが通話プラン付きのSIMがあると安心!
始発以外の場所で長距離バスに乗る場合や、ホテルまで迎えにきてくれるバスの場合、
「 今どこにいる?あと15分くらいで着くからホテルの前で待っててね!」
「 指定の乗車場所まではあと15分で着くからね〜。」
といった内容のショートメールや電話がかかってくることがありました。
電話が繋がらないからといってバスに乗れないことはないので必須ではありませんが、ドライバーとのやりとりを密にしたい方や、電話をかけてもらえると安心感を感じる方は、通話プランのついたSIMカードを選んでおくと便利ですよ。
始発以外の場所で長距離バスに乗る場合は、自分が乗る便以外のバスも多く停車して行きますが、予約確認メールに自分が乗るバスのナンバープレートが記載されていますので、ナンバープレートで判断できますよ。
【ベトナムの長距離バス】揺れが少ない下段がおすすめ!
ベトナムの長距離バスは、2段ベッドのように上段と下段の座席があります。
下段の方が揺れが少ないため、下段がおすすめですよ。
特に、ダラットなど標高が高い場所周辺は、カーブが多くバスが大きく揺れることもあるため、下段の方がより快適なバスの旅を楽しめます。
ベトナムの長距離バスは横になって眠れるので快適!
バスの中で一夜を過ごすことも多い長距離バスの旅。
横になって眠れる座席はまるで移動型カプセルホテルでとても快適です。
空港へのアクセスが必要な飛行機に比べ、より気軽に手軽に利用できるためベトナムの都市間を移動するのにおすすめの移動手段です。
バスの車内は冷房が強めに効いていることがあるので、長袖が一枚あるとより快適に過ごせますよ。
>> Vesereのホームページはこちらからご覧いだだけます。
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