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【旅好きによるWiseカードレビュー】メリット・デメリット・海外で使ってみた率直な感想

「ニッチな国を旅したい!」

「スペイン巡礼のための海外用デビットカードが欲しい!」

「旅が大好きで世界中に行ってみたい場所がたくさんある!」

そんな方へ向けておすすめの海外用デビットカードを詳しく解説します。



私は、「両替手数料の安さ」「ATM出金の手数料の安さ」「対応している通貨の多さ」という3つの理由から、Wiseデビットカードを利用しています。


2021年にWiseデビットカードを作って以来、スペイン巡礼やヨーロッパ旅、東南アジアのノマド旅でもこのカードを旅のメインカードとして活用してきました。


本記事では、

  • Wiseデビットカードのメリット
  • Wiseデビットカードのデメリット
  • 実際に海外で使った使用感
  • Wiseデビットカードの使い方

について、4年以上海外で使っている実体験をもとに詳しく解説します。

海外用のデビットカードを探している方はぜひ参考にしてみてください。


Wiseデビットカードの基本情報と特徴

Wise(ワイズ)デビットカードは、リアルタイムの為替レートで取引が行えたり、格安な手数料で決済が行えることで世界的に知名度高いのデビットカードです。


160カ国、54通貨に対応していて、海外でATMからの現金引き出しや、旅先のお買い物の決算に使用することができます。

スクロールできます
カードの種類デビットカード
取り扱い外貨の種類54通貨
年会費無料
カード更新料無料
カード発行手数料1200円
申し込みから
届くまでの期間
約2週間
両替手数料リアルタイム為替レート+両替手数料0.6%〜
ATM手数料【3万円以内】
月2回まで無料、3回目以降は都度70円の手数料
【3万円以上】
3万円超過分の1.75%の手数料

Wiseデビットカードを提供しているWise社は、” 多額の手数料がかかっていた海外送金を誰でも気軽に安くできるようにしよう ” という理念の基に始まった安い手数料で海外送金することに特化した会社です。

そのためワーキングホリデーや留学生、駐在員など海外在住者には特に長年愛されて続けている会社です。




【実体験】海外デビットカードにWiseを選ぶ3つの理由【メリットは?】

私が約4年、海外でワイズデビットカードを使っていて良いと実感している点は以下の3つです。

Wiseデビットカードのメリット
  • 外貨への両替手数料が安い
  • ATM出金の手数料が安い
  • 対応している通貨の数が多い

それでは、ひとつずつWiseのデビットカードのメリットを詳しく解説します。


メリット① 外貨への両替手数料が安い

Wiseのデビットカードは、カード会社指定の固定の為替レートではなく、リアルタイムの為替レートで両替が行えるので、良いレートで両替が行えます。

また両替手数料も0.6%〜と安く、余計な手数料なしで両替が可能です。

スクロールできます
Wiseデビットカードリアルタイム為替レート+(両替手数料0.6%〜)
楽天デビットカード指定の為替レート+海外事務手数料3.08%
三井住友銀行デビットカード指定の為替レート+海外事務手数料3.08%
三菱UFJ銀行デビットカード指定の為替レート+海外事務手数料3.08%

アメリカドル、ユーロを含む主要通貨の両替手数料は0.6%、世界中の通貨の中で最も高い両替手数料の通貨でも最大で1%です。


またショッピングでの決算時には、一切手数料はかかりません。100ユーロの買い物であれば、100ユーロぴったり引き落とされます。

クレジットカードでの決算は海外事務手数料がかかるため、この点も大きなメリットです。

例えば、エポスカードで決算した場合、海外利用に係る事務処理費として2.20%をプラスしたレートで決算されます。


Wiseでは、公式サイトにて実際の両替手数料を確認できるシュミレーションがあります。

カード発行前でもシュミレーションすることができるので、気になる方は試してみてくださいね。

> Wiseの両替シュミレーションを試してみる(公式サイト)



メリット② ATM利用手数料が安い

WiseデビットカードのATM利用手数料は、1ヶ月あたり月2回、日本円で3万円相当まで手数料無料です。毎月3回目以降の出金には70円の手数料、3万円以降は超過分の1.75%の手数料がかかります。

海外デビットカードの手数料の違い

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手数用無料サービス無料分以降
Wiseデビットカード3万円相当まで1.75%
Revolut2万5千円相当まで2%
Sony Bank WALLETなし1.79%

「スペイン巡礼へ行く方」

「ベトナムなど現金が主流の国へ行く方」

など、旅先で現金が必要になる方には特に大きなメリットです。



メリット③ 対応している通貨の数が多い

Wiseのデビットカードは54通貨に対応しています。

旅好きの方の中には、

「世界中を旅してみたい!」

「細かいプランを立てずに旅したい!」

方も多いのではないでしょうか。

54通貨に対応しているWiseのカードは、ふらっと違う国に行きたいと旅中に感じた時も、お金の心配なく安心して行動に移すことができます。

> Wiseデビットカードの公式サイトを見てみる


Wiseカードのデメリット

とはいえ、Wiseデビットカードにも全くデメリットがないわけではありません。

私が実際に感じたWiseのデメリットは以下の2つです。

Wiseデビットカードのデメリット
  • 使うにはチャージが必要
  • マイルやポイントが付与されない

実体験で感じたデメリットを具体的に解説します。


デメリット① 使うにはチャージが必要

Wiseデビットカードは、カードにチャージすることではじめて使用することができます。

クレジットカードと違いこの一手間がかかります。

とはいえ、チャージはとても簡単で1分あればできてしまうので慣れてしまえばさほど手間ではありません。

詳しいチャージ方法は後ほど詳しくご紹介しますね。


デメリット② マイルやポイントが付与されない

クレジットカードの良いところは、マイルやポイントが貯まることが挙げられます。

その点、Wiseデビットカードはマイルやポイントは付きません。

海外旅行では、何かあった時のためにカードは2枚以上持っておくのが鉄則です。

Wiseデビットカードと、ポイントやマイルが貯まるカードを上手く使い分けるのがおすすめです。

【実体験レビュー】Wiseデビットカードの海外での使用感は?

実体験では、2021年にWiseデビットカードを発行して以来、ヨーロッパと東南アジアをメインに旅先で使ってきました。

ベトナムなど買い物でカード決算ができない現金必須の国や、スペイン巡礼でも旅のメインカードとして使っています。

結論、どの国でも必ずATMで現金を引き出すことができ、カードでの決算も問題なくスムーズに使うことができています。

スペイン巡礼ではド田舎や小さな村で使用することも頻繁にありましたが、どんなに小さな村でも無事に使うことができます。

「どんな場所でも安心して使える」ことも、旅で使い続けている大きな理由です。



Wiseデビットカードの利用方法

Wiseデビットカードはチャージ式です。

WIseのカードを発行した後にもらえる専用の口座に日本円を振り込むことでチャージが完了し、外貨への両替、買い物での決算、ATMでの現金引き出しができます。

Wiseカードの使用方法

STEP
Wiseデビットカードを発行する

Wiseデビットカードを発行すると、ご自身専用のWiseの口座が作成されます。

STEP
インターネットバンキングでWiseの口座に入金する
STEP
入金後、アプリ内で希望の外貨に両替する


両替した外貨は、デビットカードとしてカード決算することはもちろん、現地のATMにて外貨を引き出すことも可能です。

日本在住の場合、Wiseの振り込み口座はPayPay銀行口座が指定されるので、PayPay銀行の銀行口座を作っておくと、同じ銀行間なので何度振込しても手数料無料で振り込みできますよ。

どの銀行からも入金が可能ですが他銀行の場合振込手数料がかかります。

実体験では、PayPay銀行からWiseデビットカードの入金口座に入金すると、深夜でもWiseデビットカードの残高に即時入金されました。

もちろん、海外からもPayPay銀行のインターネットバンキングは使えますよ。

Wiseデビットカードの発行手数料・年会費・申込方法

カードの種類デビットカード
取り扱い外貨の種類54通貨
発行手数料1200円
年会費無料
申し込みから届くまでの期間約2週間

発行にはパスポートや運転免許証などの身分証明書と、マイナンバーカードもしくは住民票などマイナンバーが確認できる書類のアップロードが必要です。(海外で発行する場合はマイナンバー不要)

Wiseのカード発行までの所要時間は約5分ととても簡単です。


申し込みからWiseデビットカードが手元に届くまでの期間は2週間ほどでした。

実体験では7月5日に申し込みして、7月17日に受け取りました。


どんな海外旅にも使える海外用デビットカードを探している方の参考になれば嬉しいです!

コメント

コメント一覧 (2件)

  • ブログ、拝読いたしました。

    8/26から巡礼に行きます。
    wiseカード取得とpaypay銀行の口座を開設しましたが、paypay銀行からwiseへの入金の仕方がうまく分かりません。

    ゆうちょ銀行がメインバンクなので
    ゆうちょ銀行→paypay銀行の口座→wiseへ入金にしようと考えています。

    特にwiseで銀行口座から資金チャージする際、paypay銀行からwiseのどこの口座に振り込みすれば良いかわかりません。

    お手数ですがご教示頂けるとありがたいです。

    • 溝口昂明さま

      コメントありがとうございます。
      お返事遅くなってしまい申し訳ありません、、、!

      Wiseのアカウントから、「+」マークの「チャージする」または「入金する」をクリックして画面の指示通りに進んでいただくと、
      溝口様専用のwiseの入金口座が表示されますので、その口座に振り込めば入金できますよ^^

      ( 私のwiseアカウントが英語表示になっていて、日本語だと「チャージする」または「入金する」だと思います。英語だと「 Add 」と表示されています。 )

      巡礼の出発までにお答えできなくてすみません。
      無事に入金できていると良いのですが。。。

      巡礼楽しんでらしてくださいね!

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