Wiseデビットカードを選んだ決め手はコレでした。【海外デビットカード】

「 手数料が安く、レートが良い、さらに使いやすい海外用デビットカードが欲しい!でもデビットカードってたくさんあって結局どれがいいのだろう? 」
本記事では、そんな疑問を解決します。
結論、一年のほとんどを海外で過ごしている私が選ぶカードはWiseデビットカードです。
この記事を書いている私は、イギリスのワーキングホリデーやスペインを歩いて旅するスペイン巡礼を経験し、現在はノマドとして旅しながら暮らしています。
2021年7月にWiseデビットカードを作って以来、スペイン、フランス、ベルギー、ポーランド、ベトナム、タイで実際にWiseデビットカードを旅のメインカードとして使ってきました。

過去には海外用のプリぺイドカードや銀行系カードなどもいろいろ持ってたけど、現在はWiseデビットカードに落ち着いています
たくさんある海外用カードの中からWiseデビットカードを選ぶ理由を実体験をもとに解説していきます。
【実体験】海外デビットカードにWiseを選ぶ3つの理由【メリットは?】

海外で使えるデビットカードにはいろいろな種類がありますよね。
知名度の高い海外デビットカードには、
- 世界ブランドのRevolut
- 日本のSony Bank WALLET
- 楽天銀行デビットカード
- ジャパンネット銀行Visaデビット
などがあります。
楽天銀行デビットカード、ジャパンネット銀行Visaデビットは、両替手数料が高いことと、カード内で外貨に両替できないので候補から外しました。
最終的に候補に残ったのはカード内で両替できて手数料も互角のSony bank walletとWiseデビットカード、知名度の高いRevolutでした。
Wiseデビットカード・Sony bank wallet・Revolutは総合的に優秀
前提として、多くの人が選んでいるだけあってWiseデビットカード・Sony bank wallet・Revolutは使いやすさの面ではとても優秀なんです。
そうなってくると、海外用デビットカードに求める一番のポイントってここではないでしょうか。
手数料が安いこと、そして円を最も良いレートで外貨として使えること。
この違いがWiseデビットカードを使っている大きなメリットの一つです。
Wiseデビットカードは手数料がとにかく安い
海外用デビットカードでATMから現金を引き出す際には手数料が発生しますが、Wiseデビットカード・Sony bank wallet・Revolutには一定額まで手数料が無料になるサービスがあります。
海外デビットカードの手数料の違い
手数用無料サービス | 無料分以降 | |
---|---|---|
Wiseデビットカード | 3万円相当まで | 1.75% |
Revolut | 2万5千円相当まで | 2% |
Sony Bank WALLET | なし | 1.79% |
このように比べてみると、Wiseデビットカードの手数料の安さがはっきりとわかります。
「海外では基本的にカード払いにしてるよ!」
そんな方も多いと思いますが、世界にはまだまだ現金での支払いが主流な国も多くあります。
多くの国で使えるカードが欲しいなら、ATM利用手数料が安いカードだとより気軽に使うことができますよ。
Wiseカードを選んだ最大の決め手は銀行系ではないこと

もう一つ、私がWiseカードを選んだ決め手になったのは銀行が経営するカードではないことでした。
一言でいえば安全性です!
WiseデビットカードとSony bank walletをはじめとする銀行系カードの大きな違いは、
・Wiseデビットカード
銀行ではないWise社が運営する入金式デビットカード ( 銀行口座と連携していない )
・Sony bank wallet
ソニー銀行が運営するデビットカード ( 銀行口座と連携している )
という、大きな違いがあります。
ATMから現金を引き出したり、カード決算でデビットカードを使用すると、
・Wiseデビットカード
デビットカードに他銀行から入金して使うので、入金している金額のみ使うことができる
・Sony bank wallet
旅の資金が入っている銀行口座から直接引き落とされるので、口座残高全て使うことができる
という、違いがあります。
海外ではスキミングやスリ、紛失も起こり得るので、万が一があった場合にはデビットカードを止めなければなりません。
万が一デビットカードを止めなければいけない事態になった時、銀行口座の残高から直接引き落とされるSony bank walletは旅の資金が入っている口座残高がまるまる持っていかれるリスクがあります。

不正がわかれば、後々返金される可能性もあります。
とはいえ、一時的でも旅の資金が入っている銀行口座の残高がなくなるってとても不安を感じますよね
その点、Wiseデビットカードは他の銀行口座からWiseデビットカードに入金してはじめて使うことができます。
万が一デビットカードと止めなければならない事態になっても、影響があるのはデビットカードに入金したお金だけなのでで、銀行口座自体への影響は一切ありません。
銀行口座のお金には誰も触れることができないという安心感は旅をする上で大きな心の支えになります。
まとめると、
・銀行系カードは銀行口座の残高を他人が直接手をつけられる可能性がある
・Wiseデビットカードは、たとえ盗難、紛失しても銀行口座の残高に他人が手をつけることができない
この安心感でWiseデビットカードを選びました。
Wiseデビットカードの利用方法
Wiseデビットカードでは外貨に変えたい金額の日本円をWiseの自分専用の口座にインターネットバンキングで振りこみ、希望の外貨に両替します。
Wiseデビットカードを発行すると、ご自身専用のWiseの口座が作成されます。
両替した外貨は、デビットカードとしてカード決算することはもちろん、現地のATMにて外貨を引き出すことも可能です。
日本在住の場合、Wiseの口座はPayPay銀行口座が指定されるので、PayPay銀行の銀行口座を作っておくと同じ銀行間なので何度振込しても手数料無料で振り込みできますよ。
どの銀行からも入金が可能ですが他銀行の場合振込手数料がかかります。
実体験では、PayPay銀行からWiseデビットカードの入金口座に入金すると、深夜でもWiseデビットカードの残高に即時入金されました。
もちろん、海外からもPayPay銀行のインターネットバンキングは使えますよ。
① 日本円から外貨に両替するときのレートが格安

海外旅行、留学、ワーキングホリデー。
Wiseデビットカードを作る目的は人それぞれ違いますが、誰もが一番気になる点は日本円を外貨にお得なレートで両替できることではないでしょうか。
Wiseデビットカードを発行しているWise社は、” 多額の手数料がかかっていた海外送金を誰でも気軽に安くできるようにしよう ” という理念の基に始まった安い手数料で海外送金することに特化した会社です。
特にワーキングホリデーや留学生、海外在住者に長年愛されている会社ですよ。
そのため、安全面はもちろん、日本円から外貨への両替レートも非常に良いのが特徴です。
Wiseデビットカードでは54の通貨を扱っていて、通貨によって両替手数料は違います。
・アメリカドル、イギリスポンド、ユーロなどよく主要通貨の両替手数料は0.6%です。
・マイナー通貨のトルコリラやタイバーツは0.73%、メキシコぺソは0.92%です。
・世界中の通貨の中で最も高い両替手数料の通貨でも最大で1%です。
他の海外デビットカードの両替手数料と比較してみると、
・楽天デビットカードの場合は3.08%
・Sony bank walletは主要な11通貨以外、例えばトルコリラ、タイバーツ、メキシコリラの両替手数料は1.79%とWiseデビットカード約2倍以上の手数料です。
比べてみるとWiseデビットカードの手数料が格安なことがわかります。
両替前に明確な手数料を知ることができる
また安いだけでなく、手数料がいくらかかるのか明確なのもWiseデビットカードが信頼できるポイントです。
Wiseデビットカードは、まだカードを作っていなくても日本円から外貨に両替した時に、
- 手数料はいくらかかるのか
- 両替後の外貨がいくらになるのか
を、Wiseデビットカード公式ページから明確に知ることができます。

Wiseデビットカード公式ページを開き、「カード手数料をみる」をクリックします。

両替したい外貨を選択すると、実際にいくらの手数料がかかり、日本円がいくら分の外貨になるのかをシュミレーションできます。
例えば、2025年2月にシュミレーションしてみると、10000円の日本円は、66.40アメリカドルに両替できることがわかります。
手数料は61円と明確にわかるので、安心して両替することができますね。
両替シミュレーションは、実際にWiseデビットカードを作る前でもできるので、ぜひ試してみてくださいね。
→ Wiseデビットカード両替シミュレーションはこちら
② カード払いする時に両替したレートそのままで払える

Wiseデビットカードではアプリやオンラインで好きな時に好きなタイミングで両替できます。
お店で支払う時は、すでに両替した外貨から支払うことができるので不透明な手数料や、レートの変動に左右されることがありません。
100ユーロの買い物であれば、100ユーロぴったりが引き落とされます。
アプリはシンプルでわかりやすく、もちろん実際に両替する時もいくら手数料がかかり、いくらの外貨になるのか明記されます。
③ ATMでの出金手数料が安い 【3万円まで無料】
両替手数料が安くても、現地でATMから外貨を引き出すときに多額の手数料がかかるとあまりメリットを感じられないかもしれません。
先ほど、他社デビットカードとの比較でもご紹介しましたが、WiseデビットカードはATM利用手数料が安いのも海外で使いやすい大きな理由です。
海外で多額の現金を持ち歩くより、少額ずつこまめにATMから現金を下ろす方が安心感を感じるので、ATM利用手数料は海外用デビットカードを選ぶときの大きなポイントでした。
Wiseデビットカードの発行手数料・年会費・申込方法

カードの種類 | デビットカード |
---|---|
取り扱い外貨の種類 | 54通貨 |
発行手数料 | 1200円 |
年会費 | 無料 |
申し込みから届くまでの期間 | 約2週間 |
発行にはパスポートや運転免許証などの身分証明書と、マイナンバーカードもしくは住民票などマイナンバーが確認できる書類のアップロードが必要です。(海外で発行する場合はマイナンバー不要)
Wiseの口座開設からカード発行までの所要時間は約5分とすぐなのですが、私はマイナンバーを持っていなかったので住民票を取りに行きました。
その一手間があっても安い・便利・安心という点から作ってよかったです。
申し込みからWiseデビットカードが手元に届くまでの期間は2週間ほど。
実体験では7月5日に申し込みして、7月17日に受け取りました。
安心でお得に使える海外用デビットカードを探している方の参考になれば嬉しいです!
コメント
コメント一覧 (2件)
ブログ、拝読いたしました。
8/26から巡礼に行きます。
wiseカード取得とpaypay銀行の口座を開設しましたが、paypay銀行からwiseへの入金の仕方がうまく分かりません。
ゆうちょ銀行がメインバンクなので
ゆうちょ銀行→paypay銀行の口座→wiseへ入金にしようと考えています。
特にwiseで銀行口座から資金チャージする際、paypay銀行からwiseのどこの口座に振り込みすれば良いかわかりません。
お手数ですがご教示頂けるとありがたいです。
溝口昂明さま
コメントありがとうございます。
お返事遅くなってしまい申し訳ありません、、、!
Wiseのアカウントから、「+」マークの「チャージする」または「入金する」をクリックして画面の指示通りに進んでいただくと、
溝口様専用のwiseの入金口座が表示されますので、その口座に振り込めば入金できますよ^^
( 私のwiseアカウントが英語表示になっていて、日本語だと「チャージする」または「入金する」だと思います。英語だと「 Add 」と表示されています。 )
巡礼の出発までにお答えできなくてすみません。
無事に入金できていると良いのですが。。。
巡礼楽しんでらしてくださいね!