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チェンマイで旧正月チャイニーズニューイヤーを楽しめるエリア【ワローロット市場】

本記事では、チェンマイでチャイニーズニューイヤーを楽しめるエリアをご紹介します。

チャイニーズニューイヤーとは中華圏のお正月。旧正月や春節とも呼ばれます。

西暦を用いている日本人には馴染みが薄いものですが、中華圏の新しい年の幕開けとして、中国本土やタイのみならず、世界中の華僑の人々がいる土地で祝われています。

チェンマイにも華僑の人々が多く、チェンマイのチャイナタウンであるワローロット市場周辺では、鮮やかな赤に彩られたお祝いムードの旧正月を楽しむことができます。



タイの旧正月と言えば「水かけ祭り」として知られるソンクラーンが有名です。

ソンクラーンはタイ文化の旧正月。

チャイニーズニューイヤーは中華文化の旧正月なので、ソンクラーンとは別のお祭りです。






目次

チェンマイの旧正月チャイニーズニューイヤーのメイン会場【ワローロット市場】

チェンマイでのチャイニーズニューイヤーはワローロット市場周辺がメイン会場です。

ワローロット市場は、100年以上の歴史を持つタイの王族によって建てられた由緒ある市場。

ワローロット市場の周辺は、華僑の人々が多く住むエリアでもありチェンマイのチャイナタウンとして知られています。



チェンマイで最も大きな市場でもあるワローロット市場。

3階建の屋内市場には生鮮食品や食料、衣類、生活用品などありとあらゆるものが並び、地元の人々に愛されている市民の台所です。




チェンマイでは、チャイニーズニューイヤーの前日から3日間に渡ってイベントや露店が並び、新年を祝う祭りが催されます。

ワローロット市場周辺では、巨大な龍と獅子が舞うパレードや、新年を祝うさまざまな出し物、そして露店が所狭しと並び、通りは鮮やかな赤一色に彩られます。


チャイニーズニューイヤーの少し前から、チャイナ服を身を包みお団子のヘアスタイルで衣装を楽しむ女性の姿がよく見られますよ。




屋台にイベントで賑わうワローロット市場のチャイニーズニューイヤー

チェンマイのワローロット市場に近づくにつれ、路地を彩る鮮やかな赤に中華圏らしい飾り付けが新年の幕開けを楽しませてくれます。




チャイニーズニューイヤーの催し物として欠かすことができないものが、中華獅子舞と大量の爆竹。

中華獅子舞は、日本の獅子舞と同じく無病息災や健康祈願の意味を持って舞う伝統行事。

獅子舞の他、色鮮やかで民族的な龍が舞う舞龍なども見ることができ、演者が路肩でたむろする様子はどこか見慣れた光景です。




そして、チャイニーズニューイヤーの代名詞とも言える爆竹。

中華圏の新年には魔除けの意味を込めて爆竹を鳴らす習慣があります。

ワローロット市場の目の前には、爆竹を鳴らす仕事をしている方がいて人々はお金を払って爆竹を鳴らしてもらっています。

遠くからでも爆発音が聞こえ、驚きと共に音のする方角へと足が向いてしまうほど響き渡る爆竹の音。

中華圏の文化に触れることができる光景です。


ちなみに爆竹は一般家庭で私的に鳴らすこともあります。

ちょうどチャイニーズニューイヤーの時期に華僑の方がオーナーのホステルに宿泊した時も、庭で鳴らしていましたよ。






他にも一日を通してさまざまなイベントが行われますが、いつ訪れても楽しめるのが所狭しと並べられたたくさんの露店。

新年に日本の神社へ訪れると美味しそうに並ぶ露店の食べ物に目移りしてしまいますが、チェンマイのチャイニーズニューイヤーでも多くの食べ物を楽しむことができます。




チェンマイでは屋台や露店は見慣れたものですが、チャイニーズニューイヤーの露店は普段とはちょっと違う品揃え。

その場で手軽に楽しめるローカルフードや軽食はもちろん、新年を祝うものなのかいつもは見かけない食材が並び、目でも舌でも楽しませてくれます。

路上にはテーブルも並べられていて、座って食べることもできますよ。





チャイニーズニューイヤーはいつ?

日本や欧米をはじめ世界の多くの国で用いられている西暦は、新年は毎年1月1日と決まっています。

しかし、中華圏の旧正月と呼ばれるチャイニーズニューイヤーは毎年、新年の日が変わります。

チャイニーズニューイヤーの日付
  • 2024年2月10日
  • 2025年1月29日
  • 2026年2月17日
  • 2027年2月6日
  • 2028年1月26日 
  • 2029年2月13日
  • 2030年2月3日






中華圏の文化と食べ物を楽しめるチェンマイのチャイニーズニューイヤー

中華圏の人々にとってチャイニーズニューイヤーとは、まさに新年。

日本で迎える新年が、どこか浮足だったような雰囲気の中、特別なものを食べたりしながら過ごすように、チェンマイのチャイニーズニューイヤーもまた、新年の幕開けを祝う人々で賑わういつもとは違った街の空気を楽しめます。

日本ではなかなか感じることができない中華圏の新年。

チャイニーズニューイヤーをチェンマイで過ごす方は、新年の幕開けを楽しんでみるのもおすすめですよ。






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