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【カットバ島発】ハロン湾+ランハ湾クルーズしたら天国だった【日帰り】

本記事ではカットバ島発のハロン湾とランハ湾を巡る日帰りクルーズについて解説します。

ベトナムで最も有名な観光地のひとつ、世界遺産ハロン湾


「 ハロン湾へ行きたいけれど、あまり観光客向きすぎるのは得意じゃないな。」


そんな方におすすめなのが、カットバ島発のハロン湾+ランハ湾クルーズです。




ハロン湾クルーズの最も人気でメジャーな行き方はハロンという町からクルーズ船に乗る方法

そしてもうひとつ、ハロン湾最大の島であるカットバ島からもハロン湾クルーズが可能です。

カットバ島発のハロン湾クルーズの特徴は、世界遺産ハロン湾はもちろん、よりローカルなランハ湾もクルーズできるのが大きな特徴。





本記事では、

  • カットバ島発ハロン湾クルーズの内容
  • ランハ湾とは?
  • ハロン発とカットバ島発の違いは?
  • カットバ島発ハロン湾+ランハ湾クルーズの体験記
  • おすすめのクルーズ会社


について実体験をもとに詳しく解説します。

coco

ハノイからカットバ島へのアクセスも簡単ですよ!



目次

ハロン発とカットバ島発どちらのクルーズがおすすめ?

ベトナムを訪れたら一度はこの目で見てみたい世界遺産ハロン湾。

ハロン湾の最もメジャーな行き方は、ハロンという町からクルーズ船に乗る方法です。


ハロン発とカットバ島発のクルーズはどう違うの?



そんな疑問が思い浮かぶかも知れません。

結論、

「 定番のハロン湾クルーズを楽しみたい方 」

ハロン発がおすすめ、

「 観光客が少なくゆったりのんびりクルーズを楽しみたい方 」

カットバ島発がおすすめです。


世界遺産ハロン湾は大小様々な3000もの奇岩が浮かぶエリアを指します。

カットバ島はハロン湾の最も大きな島で、ハロン湾にある岩の陸上で唯一、人が住んでいる島でもあります。

ハロン湾に属しているだけあって、カットバ島を訪れると巨大な岩があちらこちらにあり生活に馴染んでいる風景を見ることができますよ。



ハロン湾とランハ湾の違いは?

世界遺産ハロン湾は、ベトナムに行ったらぜひ訪れたいと感じる方も少なくないはず。

しかし、ランハ湾はあまり耳にしたことがありませんよね。


ハロン湾とランハ湾は隣合わせになっていて、壮大で幻想的な奇岩が並ぶ風景はどちらでも見ることができますクルーズのツアーガイドの話によると、その風景に違いはないそう。

ランハ湾の方が奇岩の数が多く、名前が知られていない分混雑も少ないのでランハ湾は穴場だと言っていましたよ。





「 壮大で幻想的な奇岩が並ぶ風景はどちらでも見ることができる。 」

その理由は、ハロン湾とランハ湾は同じ巨大な奇岩が無数にあるエリアを指しますが、地域区分が違います。

もともと、このエリア全域はハロン湾と言われていましたが、行政によって地域が分けられた時にハロン湾が2分割され、クワンニン省側をハロン湾、ハイフォン省側をランハ湾としたそう。


自治体が違うため、湾内で許可されているアクティビティも異なり、ハロン湾では泳ぐことやカヤックは許可されていませんが、ランハ湾側では泳ぐことやカヤックができるそうです。



ハロン発のハロン湾クルーズの特徴

ハロン発のハロン湾クルーズの特徴は、

ハロン発のクルーズの特徴
  • ハロン湾のみをじっくりクルーズできる
  • 定番だけに人が多く観光らしい観光ができる
  • ハロン湾の巨大な洞窟Thiên Cảnh Sơn caveに上陸できる

ハロン発のクルーズはランハ湾へは行かず、ハロン湾のみをクルーズします。

ハロン発でだけ楽しめる体験は、巨大な洞窟Thiên Cảnh Sơn caveに上陸して内部見学ができること。

Thiên Cảnh Sơn caveはカットバ島発のクルーズでは行きません。



カットバ島発のハロン湾+ランハ湾クルーズの特徴

カットバ島発のハロン湾クルーズの特徴は、

カットバ島発クルーズの特徴
  • ハロン湾だけでなくランハ湾へも行くことができる
  • カヤックでの洞窟探検やビーチへ行くことができる
  • 人が少なくゆったりした環境でクルーズを楽しめる


大きな違いは、カットバ島発のクルーズではハロン湾だけでなくランハ湾にも行くことができます。

クルーズガイドさん曰く、ランハ湾の方が奇岩の数が多いそう。

あまりまだ名前が知られていないので、人が少なくくつろいだ環境でクルーズすることができますよ。



カットバ島発ハロン湾+ランハ湾1日クルーズの内容・1日のスケジュール

私が参加した、カットバ島発のハロン湾とランハ湾1日クルーズの主なアクティビィティ内容は以下の通りです。


ハロン湾+ランハ湾クルーズの内容
  • 世界遺産ハロン湾クルーズ
  • ランハ湾クルーズ
  • 水上生活している漁村へ
  • カヤックで洞窟へ
  • ローカルビーチへ
  • サンセット鑑賞

と、とても盛りだくさんな内容です。

28ドルの7:30〜17:00までの日帰りクルーズに参加しました。

クルーズにはベトナム料理8品が並ぶランチも含まれています。



カットバ島発ハロン湾とランハ湾1日クルーズ体験記

それでは、実際に参加したカットバ島発のハロン湾+ランハ湾クルーズをご紹介しますね。



ホテルにてピックアップ

2022年11月18日に参加したランハ湾とハロン湾の1日クルーズ。

時間通りにホテルまで迎えに来てくれた車は、ツアーオフィス前にも集まっている他の参加者を乗せて、クルーズ船の出航する港へと出発です。

クルーズ開始

港にてツアーガイドの紹介や、自分たちの乗る船の名前などの説明の後、いざ乗船!

2階部分は見晴らしの良いデッキになっています。

適当に好きな場所に座り、のんびりと1日絶景を楽しむ場所です。

ツアー参加者は、アジア人は私だけで多くはヨーロッパやアメリカからの参加者でした。

カットバ島発のクルーズは、THE観光よりも、絶景を見つつのんびり過ごしたい欧米人に人気のよう。

水上生活している漁村へ

水上生活している人たちの村、カイベオ漁村Cai Beo Fisihing Villageへ。

カイベオ漁村は、ベトナムで最も古い村のひとつ。

以前テレビで見ましたが、水上で生まれてその一生の生活を水上で終える人も多いそう。

家が水上にあること以外は陸上と全く同じベトナムの生活が見られ、大音量の音楽の中でハンモックに揺られているベトナムらしいのんびりとした風景が。

ベトナム特有ののんびりとした雰囲気と、どんと構えた奇岩の壮大さが妙にマッチしていて、とても印象的。

ゆったりランハ湾クルーズ

クルーズ船はランハ湾の真ん中へ。

目の前をまさに絶景と呼ぶにふさわしい景色が流れていき、ただ見ているだけで静かに心が震える情景。

約1時間半ほど何をするでもなく船は奇岩の間を進んでいきます。

一階でビールやドリンクも売っているので、ビール片手にぼーっと眺めている人や、談笑している人、思い思いの時間をのんびりと過ごします。

カヤックで洞窟探検

カットバ島発のクルーズでしかできない体験が、カヤッキング。

カヤックでしか通り抜けることのできない、洞窟をくぐり抜け360度岩に囲まれた場所へ。

秘密の楽園のようなこの場所は、船の上で見ていた岩々を間近に見ることができます。

何人かはカヤックから水の中へとダイブしていて、皆の顔に笑顔が浮かびます。

私は初めてのカヤックで一人参加でした。基本的に2人1組なので、他の参加者と一緒に漕ぐことになるので、初めてでも楽しみながら進むことができましたよ。

ランチタイム 手作りのベトナム料理を堪能

ランチタイムは、テーブルを囲んで何人かで大皿の料理をシェアします。

料理はシェフが手作りした計8品。

安いクルーズツアーなので正直期待していませんでしたが、とても美味しくみんなで食べても食べきれないほどの量でお腹も心も大満足です。


ランチタイムにはクルーズ船はランハ湾のど真ん中に停泊。

港ではなく、まわりには奇岩しかない場所で最高の景色の中のランチを楽しみます。

ハロン湾へと出航

船はハロン湾へ。

ランハ湾とハロン湾は、実は全く同じ湾に奇岩が浮かぶ景勝地。

名前が違うのはその海に省の境目を入れたためで、実際のところ景色に違いはありません。

なので特に目新しい景色ではありませんが、芸術的で自然の神秘を感じる光景をゆっくりと見ていられる幸せを感じます。

誰もいないシークレットビーチへ

クルーズ船はランハ湾の奇岩の間に出現したシークレットビーチへ。

クルーズガイドによると、今日は1200人もの人がハロン湾クルーズをしているそうですが、このビーチには私たちのグループだけという天国のような場所。

まさにパラダイスです。

クルーズ船はビーチへの着岸はできないのでビーチから少しだけ離れた場所に船を停泊させ、泳いでビーチへと渡ります。

残念ながら泳げない私は、クルーズ船の上でのんびりと過ごします。

クルーズ船の上も素晴らしい景観でとても心地よいのですが、泳いでいるみんなを見ていると、今日ほど泳げるようになりたいと思ったことはありません!

ランハ湾に沈むサンセット

いよいよ1日のクルーズも終わりの時間。クルーズ船はカットバ島の港へと向かいます。

港へと戻る間のクルーズでは、ランハ湾の奇岩の間に沈んでいく黄金の夕日が。

遠くの方の岩のシルエットは水墨画を連想させオレンジに染まる空はとても幻想的です。

「 ベトナムに来たからにはハロン湾を見てみたい! 」くらいの気持ちで参加したクルーズツアーでしたが、想像以上、期待以上に満足のいく1日でした。

ランハ湾とハロン湾の景観は写真で見るよりもずっとダイナミックで、自然の素晴らしさや地球の不思議さを体験できる光景です。

価格の高いクルーズ船ではないのでトイレは少し覚悟して行ったのですが、とても綺麗で清潔に保たれていましたよ。



ハロン湾+ランハ湾クルーズの持ち物

クルーズの持ち物
  • 水着
  • 短パン
  • サンダル
  • 日焼け止め

泳ぐ方はもちろん、泳がない方も水着があると便利です。

カヤッッキングをすると、おしりあたりまでズボンが濡れます。

水着に抵抗がある方も、スポーティーな短パンなど乾きやすく濡れても良い服を着ていくのがおすすめですよ。


私が参加したのは11月18日でしたが、日差しがとても強く皮が剥けるほど日焼けしたので、日焼け止めを持っていくと安心です。



【カットバ島発ハロン湾+ランハ湾クルーズ】どのツアー会社がおすすめ?

カットバ島発のハロン湾+ランハ湾クルーズは多くのツアー会社が催行しています。カットバ島を訪れるとツアーの看板が店先にいくつも並んでいるのを必ず目にしますよ。

私が参加したクルーズは25ドルでしたが、カットバ島を歩いていると15ドルくらいからの、より安いクルーズもあります。

なぜこんなに値段に差があるかというと、クルーズの内容が違うそう。

  • 乗船の人数
  • ランチのクオリティ
  • サンセット鑑賞の有無


などの違いがあります。



安いクルーズほど、人数制限を設けていないので船内が人で溢れてしまうそう。

またランハ湾のみ、カヤックやビーチなし、サンセットなしなど、内容によって価格が変わってきます。

逆にもっと価格の高いクルーズでは、豪華客船のような船だったり、ランチの質がよかったり、1泊2日のクルーズなどもありますよ。


カットバ島の繁華街を歩いていると、必ずクルーズの看板を目にするので内容と価格を見ながら自分にぴったりのクルーズを見つけられると思います。

繁華街はコンパクトにまとまっているので、見つけられないという心配はないのでご安心くださいね。



カットバ島発ハロン湾+ランハ湾クルーズの会社一覧

カットバ島を訪れる前に、事前にクルーズを催行している会社を知りたい方は以下を参考にしてみてください。

ちなみに、ハロン湾クルーズはハノイ発着の日帰りプランもありますが、カットバ島自体ものんびりとしてとても良い雰囲気なことと、ハノイからカットバ島まで片道3時間半ほどかかるので、ぜひカットバ島で1泊するのがおすすめです。




会社名価格
Cat Ba local28ドル〜
Good Morning Cat Ba26ドル〜
Cat Ba Express25ドル〜
Get your guide39ドル〜



私が参加したハロン湾+ランハ湾クルーズはCar ba localという会社のツアーです。

特に下調べなどせず、カットバ島で宿泊するホテルSong Nga Hotelで案内してもらったツアーがたまたまこの会社のツアーでした。

正規の価格は28ドルで、Song Nga Hotelで予約すると25ドルで参加できましたよ。

結論、私にはクルーズの内容も、船の規模も、参加人数も全てが完璧でぴったりのクルーズでした。




カットバ島発のハロン湾+ランハ湾クルーズは穴場!【ゆったりのんびりクルーズしたい方におすすめ】

一日を通して大満足だったカットバ島発のハロン湾+ランハ湾クルーズ。

ハロン湾とランハ湾の壮大な景色はもちろん、私は団体行動が得意ではないのですが、一日を通して基本的にそれぞれが自由に楽しみながら過ごすことができ、時間やスペースにもゆとりがあったことがとても良かったです。



他も観光客ともカヤックですれ違うくらいで、静かでリラックスした時間を過ごすことができました。


ハロン湾へ行きたいけれど、あまり観光客向きすぎるのは得意ではない方は、カットバ島発のハロン湾+ランハ湾クルーズがおすすめですよ。







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