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【上海】上海浦東国際空港のトランジット|準備するもの/ホテル

本記事では中国の上海浦東国際空港のトランジットの体験談をもとに、事前に準備するもの送迎サービスがわかりやすい空港周辺ホテルをご紹介します。

事前に準備したもの
  • 中国出国の航空券の印刷物
  • 宿泊施設の予約証の印刷物
  • 1日用のSIM
  • Alipay

今回は東京-上海-マドリードの乗り継ぎで中国の上海浦東国際空港でトランジットしました。

夕方16時頃に上海に到着し、翌日の11時頃のフライト。約18時間のトランジットです。

乗り継ぎは一度中国に入国し、再度チェックインする航空券だったので上海にて一泊しました。

初めは上海の街を観光することも考えましたが、今回は空港近くの送迎サービスのあるホテルに宿泊することにしました。



中国渡航前に準備したもの

中国は日本や他の多くの国と違い、インターネットが規制されています。

具体的には、基本的にグーグル関連は接続できず、GoogleMapはもちろん翻訳やインターネット検索も使用できません。

また私たちが普段使っているクレジットカードや海外用デビットカードも使用できません。

航空券と宿泊施設の証明の印刷

通常中国に滞在するにはビザが必要ですが、トランジットの場合ビザが免除されており、24時間まではビザなしで入国できます。(2024年7月時点)

ビザを持たない入国の場合、24時間以内に中国を出国することが証明できる航空券宿泊施設の予約証明書が必要です。

通常の旅行でしたら、インターネットクラウド上に保存してあるもので問題ありませんが、Google関連が使えない状況で確実に見せることができる確証がなかったので、アナログ印刷して行きました。

中国入国の際には、指紋の採取であったり、入国カードの記載などかありますが、案内が案外わかりやすくスムーズに進み書類も問題なく入国できましたよ。

追記:2024年11月30日~2025年12月31日まで30日以内の観光またはトランジット目的で中国に入国する場合はビザなしで滞在できます。

頻繁にビザのルールが変わりますので、念の為、航空券と宿泊施設情報の控えは持っていると安心です。



中国で使える短期SIM

中国の上海浦東国際空港にもwifiがありますが、wifiに繋いでも私たちが普段使っているGoogle関連は閲覧できません。ホテルにもwifiがありますが、同じように使うことはできませんでした。

coco

日本人にとっては、wifiがあってもインターネットがないのと同じ状況です



1日だけ、しかもホテルへ行くだけでしたのでSIMを買うか迷いましたが、インターネットが使えるという安心感はとても大きいため、中国でも日本と同じようにYou TubeやGoogle関連を閲覧できる1日用のSIMを購入しました。

とはいえ、予約したホテルは空港からの送迎付きでドアtoドアで行くことができたため、なくても問題ありませんでしたが、インターネットに接続できる安心感は大きかったですよ。

購入の際には、「中国ネット規制対象外」などの記載のあるSIMを選びましょう。
そのようなSIMを選ぶと中国でもGoogleはもちろんYou Tubeなど日本と同じようにインターネットを使用することができます。



ちなみに、帰りも同じように約18時間の乗り継ぎを上海でしましたが、SIMは購入しませんでした。

私のように送迎サービスのあるのホテルを選ぶ方や、タクシーを使う方などインターネットがなくても問題ない方は不要ですが、GoogleMapが使えないため観光を検討している方にとってはSIMはとても便利かと思います。


Alipay

中国ではVisaやマスターカードなどのクレジットカードや海外用デビットカードは基本的に使用できません。

そのため日本人が中国で買い物をするためには、中国で主流のQ Rコード決算アプリAlipay(アリペイ)が便利です。

現金よりも普及しているメジャーな決算方法で、日本人でも使用できます。

ダウンロードした後はあらかじめカード情報を登録しておくことで、QRコード決算が可能になります。

日本のPayPayに似たもので、違う点はチャージ式ではなく、登録したカードから即時に引き落とされます。



とはいえ、1日のみのトランジットためだけでしたら、

  • 必要分の現金を用意する
  • トランジット時間のための食べ物と水を用意しておく

ことでも、十分です。

私自身はAlipayをダウンロードしカード情報なども登録して使えるようにしたものの使用する場面はありませんでした。

夕食用と小腹が空いた時用にパンやスナックと多めの水をスーツケースに入れていたため、夕食は購入することはなく、朝食もホテルでいただきました。


私のように観光したり買い物する予定のない方はAlipayがなくとも問題ありませんが、何か購入したい場合はクレジットカードは使えないと覚えておくと安心です。


> Alipayのダウンロードはこちら(iPhone)
> Alipayのダウンロードはこちら(Android)

現在はQR決算が主流のため、現金が使えないこともあるそうです。

空港では現金を使えますが、街歩きを楽しみたい方はご注意ください。



上海浦東国際空港周辺の無料送迎サービス付きホテル

ホテルは空港から送迎サービスのあるシャンハイ ジョイフル ヤード ホテルを選びました。

多くの空港周辺のホテルが送迎サービスを行っているのですが、バスの車体に書かれているのが中国語であったり、乗り場や説明が曖昧でわかりにくい送迎サービスのホテルが多い印象でした。

その中でも、バスの車体に英語でホテル名が書かれており、乗り場の案内がわかりやすく、時刻表も記載されている、つまり送迎サービスのバスがわかりやすいホテルを選びました。


結果、とてもスムースに送迎バスに乗ることができ、SIMは入れていたもののインターネットがなくても無事にホテルへ行くことができましたよ。

送迎バスの乗り場や詳細はホテル予約後に送られてきます。

空港にはひっきりなしに様々な送迎バスがやってどれも同じように見えますが、このホテルはバスの車体の色や外観の写真を添付してくれるのがとても助かりました。

何番ゲートにバスが来るのか、ゲートまでの行き方も写真付きで詳しく添付されています。


無料の朝食サービス付きでホテルも清潔、価格もリーズナブルでここにして良かったと感じるホテルです。


全体的に清潔で部屋は広く、蒸し暑い日でしたがしっかりとエアコンも作動しました。


部屋には飲料水とケトル、マグカップが置かれています。

チェックイン時にサービスで中国っぽいドリンクもいただきました。

シャワーブースの水圧も問題なくしっかりとお湯も出るシャワーでした。


シャンハイ ジョイフル ヤード ホテル

・高い口コミレート
・快適な送迎サービス
・清潔な館内




ちなみに、このホテルはランクの異なる3つの系列ホテルが空港周辺にあり、送迎バスはこの3つのホテルを順番にまわります。

私の選んだシャンハイ ジョイフル ヤード ホテルは真ん中のランク。1泊のトランジットには快適で満足しています。

もっと快適さを求める方は一番上のランクのホテルを選ぶこともできます。

価格はさほど変わりませんが、送迎バスで停車したエントランスと見ると1ランク上のホテルは綺麗でより快適に見えましたよ。

シャンハイ デコ ホテル

【ワンランク上のホテル】
シャンハイ デコ ホテル

私が予約したシャンハイ ジョイフル ヤード ホテルとの差額はおよそ2000円ほど。
本記事でご紹介した送迎バスが巡る同系列ホテルなので、快適な送迎サービスでアクセスできます。



ホテルから上海浦東国際空港への無料送迎バス

ホテルから空港へも30分ごとに送迎バスが運行しており、前日に希望の時間に予約しておくと無料で送迎してくれます。

時間通りに送迎バスは出発し、スムーズに乗り継ぎができました。

空港周辺にはより快適なホテルもありそうですが、送迎バスのわかりやすさはダントツかと思います。

タクシーではなく、送迎バスの利用を考えている方にはおすすめのホテルです。

シャンハイ ジョイフル ヤード ホテル

・高い口コミレート
・快適な送迎サービス
・清潔な館内






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