【ホーチミンからダラット】バスでのアクセス方法・1500円バスチケット
本記事ではベトナム、ホーチミンからダラットへの夜行バスでの行き方と、オンラインでのチケット購入方法を詳しく解説します。
ホーチミンからダラットへは、飛行機に乗るか長距離バスで行く方法があります。
夜行バスは、ホーチミン午後11〜0時発、ダラット午前5時半〜6時半着の約6時間半の移動。
とはいえ、実際は早く着くことが多く、実体験では4時間半ほどでダラットに到着しました。
また夜行バスだけでなくホーチミンからダラットへは昼便も運行しています。
本記事では2022年11月24日に、実際にホーチミンからダラットへ夜行バスを使って移動した実体験をもとに、
- ホーチミンからダラットへの行き方
- 各バス会社を一括比較できるサイト
- バスの時刻表
- オンラインでのバスチケット予約方法
- ホーチミンでのバス乗り場
- ダラットに到着してから宿泊施設までの移動方法
を詳しく解説します。
【ホーチミンからダラットへの夜行バスでの行き方】オンラインチケット購入はVexereが便利!
ホーチミンからダラットへは複数の会社が夜行バスが運行しています。
バスのチケットはホーチミンの旅行代理店やバス会社で直接で購入する方法と、オンラインで購入する方法があります。
旅行代理店やバス会社で直接夜行バスのチケットを購入したい方は、ホーチミンのバックパッカー通りとして有名なブイビエン通りBui Vien Walking Street周辺に多くの旅行代理店やバス会社が点在していますので、ブイビエン通りでチケットを購入することができます。
ブイビエン通りにあるバス会社の中でもバックパッカーの間で有名なのがFuta Buslines。
私は訪れていないのですが、GoogleMapによると2022年11現在は臨時休業となっています。( 実際は営業している可能性もあります。)
私が実際にホーチミンからダラットへ移動する際に利用したのはVexereというベトナムの長距離バスを多数扱っているサイトです。
ホーチミンからダラットのみならず、ベトナム全土、そして複数のバス会社を一括して調べることができ、1ヶ月のベトナム旅では毎回このサイトを使っていました。
ちなみに、先ほどご紹介したブイビエン通りの有名なバス会社Futa BuslineもWebサイトがあります。
VexereとFuta Buslinesのホーチミンからダラットまでの夜行バスを比べてみたところ、
- Futa Buslines
-
300.000ドン ( 約1500円 )
所要時間8時間
バスの内装の写真なし - Vexere
-
300.000ドン ( 約1500円 )
所要時間6時間半
バスの内装の写真あり。カーテン付き完全個室のバス。
と、ホーチミン発ダラット行きは同料金で、Vexereの方が所要時間が短いため、Vexereで予約しました。
Futa Buslinesではバスの内装が確認できないためどんなバスに乗るかわからないのですが、Vexereではどんなバスなのか確認できるのも嬉しいポイントでした。
>> Futa Buslines : https://futabus.vn
>> Vexere : https://vexere.com/en-US
【ホーチミンからダラットへのおすすめバス予約サイト】Vexereでのバスチケット予約方法
ベトナム全土の長距離バスを網羅しているWebサイトVexereへアクセスし、行き先を入力すると、運行しているバスの一覧を確認できます。
料金はもちろん、各バス会社の時刻表、残席数も確認できとても使いやすいサイトです。
バスによって内装が異なり、あらかじめどんなバスの内装なのか、実際に乗った人のレビューも見ることができます。
ベトナムの夜行バスは基本的にリクライニングシートになっていて睡眠をとりやすい作りになっています。
リクライニングシートの中でも、各席が個室のように完全に仕切られているVIPバスと呼ばれるタイプと、リクライニングシートではあるけれど各席の仕切りがないタイプがあります。
料金もさほど変わらないので完全個室になっているタイプがおすすめですよ。
各バスの乗車場所、降車場所も簡単に確認できます。
とはいえ、見知らぬ土地の名前がずらっと並んでいてもわからないですよね。
この後予約する際に、各乗降車場所のマップや自分のいる位置から最も近い乗り場を確認できるページがあるのでご安心ください。
乗降車場所はバス会社によって違うので、自分にとって最も便利な乗り場、降り場で運行しているバスを探してみてくださいね。
実際に予約するときは黄色の「 Book 」をクリックします。
すると好きな座席を選ぶことができます。
ベトナムの夜行バスについて調べていると、多くの方が、
「 2階は揺れるので1階がおすすめ!」
と書かれていました。
アドバイスに従って私も毎回1階の席を予約しています。
ダラットは特に標高の高い位置にあるため揺れを感じることがあるので、やはり1階がおすすめです。
座席を選択したら乗車場所、降車場所を選択します。
「 Earliest 」のタブを開くと、
・Earliest ( 最も早い乗車時間 )
・Latest ( 最も遅い乗車時間 )
・Nearest ( 自分のいる位置から最も近い乗車場所 )
の順に並び替えることができます。
遠くの乗車場所だと、バスに乗るためにGrabを使わなければいけないこともあるので、「 Nearest 」を選択して最も近い乗車場所からバスに乗ると楽です。
各乗車場所は、GoogleMapのリンクを貼ってくれてあるので簡単に位置を確認できます。
ベトナムのWebサイトのクオリティからすると、このサービスは素晴らしいと感激!
乗降車場所を選択したら、決算に進みます。
バスによっては「 NO PREPAYMENT REQUIRED 前払い不要 」と書かれているバスもあるのですが、そう書かれているバスでも必ずインターネット決算するシステムでした。
決算しないと予約が完了しません。
NO PREPAYMENT REQUIREDと書かれていると、予約時に決算することに不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、ここで支払って大丈夫ですのでご安心ください。
予約が完了するとメールアドレスに予約確認表が送られてきます。
自分の座席番号や、乗車場所が記載されています。
予約確認表で大事なのは、自分が乗るバスのナンバープレートです。
「 License plate 」がナンバープレートを意味します。
このバスであればLicense plate 49F-000.95 と書かれているので、自分が乗るバスは49F-000.95のナンバープレートだとわかります。
バス乗り場には複数のバスが来る場合があるので、自分が乗るバスがどうかはナンバープレートで判断できます。
【ホーチミンからダラット】夜行バスの乗り場
ホーチミン発ダラット行きの夜行バスの乗り場は、バスによって異なります。
オンライン予約時に選択した場所から乗車します。
バスターミナルやバス会社の前など始発の場所以外にも、自分の宿泊施設から近い場所から選ぶことができるのでとても楽ですよ。
私はガソリンスタンドの前の乗車場所を選択しました。
行ってみると他にもたくさん人がいて、すぐにバス乗り場だと気づくことができ安心感がありました。
この乗車場所は始発ではないのですが、前もって「 あと15分くらいで着くよ!」と電話してくれたのも安心できるポイントでしたよ。
電話の有無はバス会社によって違います。
とはいえ、ベトナムでは何度か長距離バスに乗った経験では、始発ではない場合やホテルの前までシャトルバスで迎えにきてくれる場合は、前もって「 あと何分くらいで着くよ!」と電話してくれることが多かったですよ。
ベトナムの夜行バスはリクライニングシートタイプで横になって寝られるのでとても快適です。
今日乗るバスは、各座席が壁で仕切られている上に両側にカーテンがついているので完全プライベート空間!
日本の夜行バスに比べると、プライベート空間があるだけでリラックス感をとても感じ、ちょっとリッチな気分さえ味わえました!
各座席には水を用意してくれています。
乗ってすぐに爆睡してしまったので定かではないのですが、おそらく1度休憩があったように思います。
これもバス会社によるのだと思いますが、降車場所がいくつかある場合自分が降りる場所になると乗務員がカーテンを開けて起こしてくれます。
いきなりカーテンを開けられるのは人によって好き嫌いがありそうですが、降りる場所を気にしなくていいので大変助かりました。
ダラットの夜行バス降車場所から宿泊施設までの行き方
バスは朝6時半着予定だったのですが、朝4時半過ぎにダラットに到着しました。
あたりはまだ暗く、しんとした早朝ならではの空気が流れています。
多くの夜行バスはダラットの中心地に降車場所があるので、ダラット中心地に宿泊する方は歩いて宿泊施設まで行けます。
歩けない距離の場所に宿泊施設がある場合は、ぜひバイクまたは車の配車アプリGrabを使ってください。
降車場所には「 バイク?バイク?」とフレンドリーに声をかけてくるおじさんたちがたくさんいますが、華麗にスルーしてGrabを使うのがおすすめです。
Grabのユニフォームを着た方達も声をかけてくると思いますが、アプリを使って配車しましょう。降車場所にいると声かけが止まらないので、50mでもいいので歩いてちょっと離れてからの方が気が楽ですよ。
声をかけてくる方もGrabドライバーではあるのですが、Grabのアプリでは配車は完全にランダムで、個人を指定して配車することはできません。
ダラットでの出来事ではないのですが、降車場所で声をかけてきたおじさんのバイクにGrabアプリを通さずに乗せてもらったところ、過剰請求にあったことがあります。
「 話には聞いていたけど本当なんだ!この経験でベトナムの旅の仕方を学んでるんだ!」などと思いながら、もちろん払いませんでしたが、あまり気分の良いものではないのでGrabアプリで配車するのがおすすめですよ。
降車場所から中心地から離れている場合は、バスの降車場所から宿泊施設まで無料でシャトルバスサービスがあるバス会社もあるので、シャトルバスサービスがあるバスを選ぶのもおすすめです。
早朝のダラットの美しさを堪能できるのは夜行バスならではの体験
早起きが得意な方でも、日の出前に起きる方はあまりいないのではないでしょうか。
日の出前にダラットに着くことが多い夜行バスでは、バスから降りてしばらくするとダラットの街を段々とオレンジ色に染めていく美しい日の出を見ることができます。
ダラットの中心には大きな湖があるのですが、緑あふれる穏やかなダラットの湖の美しさと日の出の美しさが相まって素晴らしい光景が待っています。
早朝の美しい景色は夜行バスならではの楽しみのひとつ!
バスの降車場所から宿泊施設まで30分ほど歩いたのですが、バスが早く着いたことに感謝したい気持ちになるほど美しい朝焼けを見ることができました。
歩くのが好きな方はぜひ、夜行バスに乗った朝こそ散歩してみるのもおすすめですよ。
>> 本記事でご紹介した夜行バス予約サイトVexereはこちらからご覧いただけます。
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