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【美しき古い街並みに迷い込む】古都ホイアンの見どころと楽しみ方

本記事ではベトナム中部の世界遺産「 古都ホイアン 」の見どころと楽しみ方を詳しく解説します。

ベトナムで最も有名な都市のひとつ「 世界遺産古都ホイアンHoi an 」

ハノイやホーチミンに並び、ベトナムで最も知名度のある人々を惹きつける町のひとつです。

世界遺産に登録されているホイアンの旧市街では、カラフルでノスタルジックな古い町並みが保存され、趣のあるどこか懐かしいような町並みが。

ホイアンの旧市街はもちろん、ナイトマーケットを楽しめるアンホイ島や風情あるトゥボン川など、ホイアン旧市街の他にも見どころがたくさん。

ホイアンの町はコンパクトにまとまっていて1日で全て見て回れる規模なので、日本からの短期旅行でも訪れやすい町ですよ。



本記事では、

  • ホイアンの見どころ
  • ホイアンの名物グルメ
  • ホイアンのエリア情報
  • ホイアン近郊の観光名所
  • ホイアンのおすすめの宿
  • ホイアンへの行き方


について、実体験をもとに詳しく解説します。


目次

【ホイアンの2大名物】世界遺産ホイアンの旧市街と幻想的な夜のランタン

ホイアンの代名詞とも言えるのが、世界遺産に登録されている「 ホイアンの古い町並み 」「 夜のランタン 」の美しい風景。

世界遺産にホイアンの旧市街は、旧市街全体がひとつの観光名所。

自由気ままにのんびりと旧市街を歩いているだけで、カラフルで美しい建物やまるでタイプスリップしたかのような非日常的な空間を味わえます。




ホイアンの夜の名物は、ホイアンに流れるトゥボン川沿いで楽しめる「 夜を彩る幻想的なランタン 」

闇夜を彩る無数のランタンはとても幻想的で、まさに別世界。

私たちにとって異国の文化でありながら、どこか懐かしさも感じられる風景は情緒あふれるノスタルジックな美しさです。



【ホイアンエリアガイド】ホイアンの3つのエリア情報

ホイアンは大きく分けて3つのエリアに分かれています。

ホイアンの3つのエリア
  • 世界遺産「 ホイアン旧市街 」
  • 幻想的なランタン「 トゥボン川沿い 」
  • ナイトマーケット 「 アンホイ島 」





ホイアン旧市街からアンホイ島に架かっている「 アンホイ橋 」を渡って、簡単に旧市街とアンホイ島を行き来できます。

ホイアン旧市街からアンホイ島へは、徒歩5分ほど。アンホイ島は、島ではありますが旧市街に隣接されている小島なのでアクセスもとても簡単ですよ。



ホイアンの3つのエリアの概要
・ホイアン旧市街

世界遺産に登録されている古い町並みが残るエリアで、カラフルでノスタルジックは町並みを楽しむことができ、町歩き全体が観光名所と言えます。

・アンホイ島

旧市街から徒歩5分の場所に位置する小さな島。アンホイ橋を渡って簡単に行き来することができ、夜に最も賑わう場所です。夜にはナイトマーケットが開催され、川沿いにはストリートフードが並びます。

・トゥボン川沿い

昼間はのどかで穏やかな風景を、夜は幻想的なランタンを楽しむことができます。



ホイアンの回り方

ホイアンは小規模な町。

「 旧市街 」、「 トゥボン川沿い 」、「 アンホイ島 」の全てを見て回っても丸1日あれば観光することができる規模の町です。


昼間は旧市街を、夜はアンホイ島を楽しむのがおすすめ。

トゥボン川沿いは、昼と夜で全く違った表情を持ち、昼間はノスタルジックでのどかな風景を、夜は活気あるお祭りのような風景を見せてくれます。

ホイアンを訪れたらぜひ楽しみたい美しいランタンはトゥボン川沿いは見ることができ、ナイトマーケットはアンホイ島で開催されます。



【風情あるノスタルジックなエリア】世界遺産ホイアンの旧市街

ホイアン最大の見どころ「 世界遺産ホイアンの旧市街 」

古い街並みが美しく保存され、訪れる人を別世界へと誘います。

時は16世紀末、ホイアンは国際貿易港をして栄え、日本をはじめ、中国、オランダ、ポルトガルから来航し、オランダ東インド社の商館や、大規模な日本街や中国人街が作られました。

今でもホイアンには「 日本橋 」と名がついた日本人が作ったとされる橋があり、ベトナムの紙幣に描かれているほどベトナムのシンボルとして親しまれています。





その後、江戸幕府が鎖国を命じると、日本人はホイアンを離れ、オランダの商館も閉館。中国との交易も対立の中で停止され、貿易港としての発展は停滞していきます。

19世紀になると、ホイアンと南シナ海を結ぶ航路であるトゥボン川に土砂が溜まり川底が浅くなったため、国際貿易港としての役割はホイアン近郊の町ダナンへと移されました。





現在の美しい町並みは19世紀になって再建されたもの。それ以前の町並みは火事によって失われています。

とはいえ、世界遺産に登録されるほどの美しい町並みは健在で、他のどの町とも違った貿易港であったホイアンならではの美しい町並みが残っています。




ホイアンの旧市街を歩いていると、目に映るのは鮮やかな黄色を基調としたカラフルな町並み。趣のある風景は歩いているだけで心躍る体験ができます。



ホイアン旧市街の見どころ

 上記GoogleMapのアイコンをクリックしていただくと、各見どころの詳細を確認していただけます。




ホイアン観光地図

ホイアン旧市街はコンパクトにまとまっており、旧市街の端から端までは徒歩15分ほど


ゆっくりと店を覗きながら歩いても1時間あれば歩ける規模です。

旧市街は並行して何本かの路地があるので、時間と体力と相談しながら道を変えて散策するのがおすすめですよ。


旧市街から徒歩10分ほど北西に進むと新市街があります。

ヨガのクラスやウェルビーイングに関する店や、ベトナムではあまり見ない西洋スタイルのケーキ屋さん、おしゃれな店などもあり、時間がある方は立ち寄ってみるのもおすすめです。



【ホイアン旧市街の見どころ① 】来遠橋 ( 日本橋 )

貿易港として栄えた時代、日本人街ができるほど多くの日本人が住んでいたホイアン。

日本人が作ったとされる来遠橋 ( 日本橋 ) Cau Templeはベトナムの紙幣2万ドンに描かれるほど、ベトナムのシンボルとなっています。

当時の日本人街と中国人街を結ぶ橋で、現在でも観光名所としてはもちろん地元の人々の生活の中で活躍しています。

申年に建築が始まり戌年に終わったため、来遠橋の両端には申と戌の木像が設置されています。

とはいえ、現在の来遠橋は1989年に再建されたもの。

様式も日本のものとは異なるためオリジナルのものとは異なる可能性があるそうで、現在の来遠橋のそばから木杭や板材が見つかったことから、それが本来日本人が作った来遠橋の跡ではないかと言われています。





来遠橋の外からの美しさはもちろん、橋の中央に立つとトゥボン川が目の前に広がる美しい光景を楽しめます。


【ホイアン旧市街の見どころ②】廣肇会館

1786年に中国人の商人によって建設された集会所、廣肇会館Hoi Quan Quang Dong

同郷の人々が集まるコミュニティーの場として作られました。





商売の神様が祀られていて、ベトナムをはじめとした中華系の寺院でよく見かける、渦巻き状の巨大な線香が吊るされています。

ぐるぐるの線香にお願い事を書いた紙を吊るし、火を灯します。

美しい赤色をしている螺旋状の線香が並ぶ光景はどこか美しさを感じます。



【ホイアン旧市街の見どころ③】バムー寺の門

ホイアン旧市街で一際輝いているのがバムー寺の門The ba mu temple gates

1626年に建設されベトナムの伝統的な様式で作られています。


昼間も美しいのですが、おすすめは日が暮れてからの時間帯。
門の前に大きな湖がありライトアップされた門が水面に映る幻想的な光景を楽しめます。



coco

個人的にはホイアン旧市街で最も美しいと感じた見どころ!



一人旅ながら思わず声が出てしまうほど、感動的な建造物のひとつですよ。



【ホイアン旧市街の見どころ④】福建会館

17世紀に中国人によって建てられた集会場、福建会館

ホイアンに住む同郷のコミュニティーの場として建設され、航海の神様が祀られている寺院としての役割もになっています。

鮮やかなピンク色が印象的な門をくぐると、ベトナムの中華圏特有の無数の螺旋状の線香を見ることができます。


【ホイアン旧市街の見どころ⑤】ホイアン市場

ホイアンの地元の人々の台所ホイアン市場

鮮やかな黄色い建物が目印です。




建物の中に入ると、フードコートのように所狭しとさまざまな飲食店が軒を連ねます。

食事からフレッシュなジュースやスムージ、デザートとバラエティ豊かなローカルフードを楽しむことができます。




ホイアン市場の場内はすぐに食べることができる食事や軽食がメイン。ホイアン市場の場外に出ると野菜や果物、生活用品などさまざまな品々が並んでいます。

観光客向けの土産屋もありますが、基本的に地元民向けの生活に根ざした品々が並んでいて、ホイアンに住む人々の生活を垣間見ることができますよ。



ホイアン旧市街の楽しみ方

ホイアン旧市街には見どころの他、ホイアンならではの魅力的な楽しみ方や文化に触れられる場所がたくさんあります。

ホイアン旧市街の楽しみ方
  • アンホイ橋周辺のパフォーマンスや屋台を楽しむ
  • 日本所縁の地を楽しむ
  • テーラーをめぐる
  • 民族音楽を楽しむ



【ホイアン旧市街の楽しみ方①】アンホイ橋付近でパフォーマンスや屋台を楽しむ

ホイアンの旧市街とアンホイ島を結ぶアンホイ橋付近には夜になると、ストリートパフォーマーたちが活動しています。

その多くは民芸品や中華圏の文化に根ざしたものが多く、ホイアン文化を垣間見ることができます。

立ち止まって眺めているだけでも、驚くような技術を目の当たりにできますよ。




旧市街側のアンホイ橋周辺にはストリートフードの屋台も多く、串焼きやクレープ、果物など手軽に食べられる屋台が並んでいて小腹が空いた時にぴったりですよ。



 アンホイ橋付近



【ホイアン旧市街の楽しみ方②】日本に縁のある場所を楽しむ

ホイアンの旧市街に突如現れる、神社の鳥居。このすぐ横には17世紀初頭に日本からホイアンに寄港した船のレプリカが飾られています。





1604〜1634年にかけて、86隻の船が日本からホイアンに寄港しました。

当時、日本の外に出るには豊臣秀吉や徳川幕府によって発行される外国渡航許可が必要で、許可を取得した船を御朱印船と言います。

その御朱印船でホイアンへ渡った貿易船のレプリカを見ることができます。





船のレプリカが飾られている通りには、飲食店や民芸品など多くの店が軒を連ね、船のレプリカを見たあとは店巡りを楽しむのもおすすめですよ。

ベトナムの少数民族の衣装や写真が飾られている店もあったりとホイアンだけでなく、ベトナムの文化に触れることができます。



 日本の貿易船のレプリカ




【ホイアン旧市街の楽しみ方③】ホイアンのテイラーを巡る

ホイアンはテイラーが多いことでも有名な町。

オーダーメイドの仕立て屋で、デザインや素材選びをスタッフと相談しながらご自身で行い、世界で一着しかない自分だけの服を仕立ててもらうことができます。

オーダーメイドで服を仕立てるとなると、通常は大きな予算が必要ですが、ホイアンでは格安の価格で自分だけの服を仕立ててもらえます。





ホイアンの旧市街を歩いていると実に多くのテイラーがあり、探さずとも多くのテイラーに出会うことができますよ。

それぞれの店によって雰囲気が違うので、自分好みの店を探してみてくださいね。



【ホイアン旧市街の楽しみ方④】無形文化遺産の民族芸能「バイチョイ」を楽しむ

ホイアン旧市街の楽しみ方の中でも特におすすめなのが、ベトナム中部の民俗芸能「バイチョイ(Bai Choi)」

16〜17世紀ごろに起源を持つ民俗芸能で、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。

民族楽器の旋律にのせて女性が歌う音楽に合わせて、絵の描かれた板を用いながら遊ぶ民族遊びです。




黄色の衣装を着た男性の持つ平たい籠の中には旗が入っており、ゲームが進むにつれてその旗を配っていきます。

女性の流れるような独特の歌声と民族音楽ならではの旋律は耳を離せなくなる美しさ。

アンホイ橋から徒歩1分の場所にあるBài Chòi Hội Anで無料で見ることができます。ホイアンを訪れた際はぜひ体験して見てくださいね。



 Bài Chòi Hội An




【ホイアンの新しい魅力を発見!】ホイアンの新市街

ホイアン旧市街から徒歩10分ほどの場所にある新市街。

旧市街の古い町並みとはまた違ったおしゃれな店も多く、ヨガやウェルビーイングに特化した店や、ベトナムではあまり見かけない西洋スタイルのケーキ屋さんなど、ホイアンの違った顔を楽しむことができます。





とはいえ、ビルが立ち並ぶといった風景ではなく、あくまでホイアンののどかさを感じられるローカルな雰囲気を楽しめます。





モダンな店や、おしゃれな店も多く時間がある方はホイアンの新市街も歩いてみるのも楽しいですよ。

ホイアン旧市街から徒歩10分ほどなので気軽にアクセスできます。



【ホイアンのシンボル】昼と夜で違った表情を楽しめる|トゥボン川沿い

「 ホイアンの旧市街 」と「 アンホイ島 」の間に流れるホイアンのシンボルとも言える「 トゥボン川 」

16世紀にホイアンが貿易港として繁栄したのは、このトゥボン川があってこそ。

昼間はただ目の前の風景の美しさを堪能していたくなるような穏やかな風景を、夜はホイアンの代名詞とも言える「 幻想的な無数のランタンが夜を彩る風景 」を楽しむことができます。



昼のトゥボン川でのどかな風景を楽しむ

昼間のトゥボン川沿いは、リラックスするのに最適な場所。

川のほとりに腰掛けてみると、のどかで心温まるような風景が目の前に広がります。


トゥボン川は「 ホイアン旧市街 」と「 アンホイ島 」の間に流れているので、どちらのエリアからも楽しむことができますが、アンホイ島側からは、トゥボン川とホイアン旧市街の美しいコンビネーションを見ることができおすすめですよ。




トゥボン川沿いにはストリートフードの屋台やトゥボン川を見ながら食事やドリンクを楽しめる2階のテラス席がある店もたくさん。

テラス席に座って、本を読んだりぼーっと川を眺めたりする時間も最高に贅沢な時間です。




トゥボン川には「 ホイアン旧市街 」と「 アンホイ島 」を結ぶ橋アンホイ橋An Hoi Bridgeが架かっているので気軽に2つのエリアを行き来できます。

アンホイ橋もまたノスタルジックでどこか懐かしさを感じる風景を見せてくれます。



アンホイ橋の付近には、夜のトゥボン川を彩る小船が停泊しており、カラフルな小船とホイアン旧市街の黄色の町並みが絶妙にマッチしています。



 アンホイ橋




【ホイアン名物】夜のトゥボン川で幻想的なランタンを楽しむ

夜のトゥボン川沿いでは、ホイアンの代名詞とも言える「 幻想的なランタン 」を見ることができます。

色とりどりの数えきれないほどのランタンが灯る様子は、まるでお祭りのよう。

賑やかながら思わず笑みがこぼれてしまうような心に染みる懐かしさにも似た美しさを体験できます。





トゥボン川沿いは夜のランタンはもちろん、昼間も夜の美しさに引けを取らない優美な風景を楽しめます。

ホイアンの町歩きの休憩がてら、ぜひ昼間のトゥボン川も楽しんでみてくださいね。



【ホイアンの夜に最も賑わうエリア】アンホイ島

陽が沈んだ後のホイアンで最も賑わうのは、旧市街ではなくアンホイ島

アンホイ島側のトゥボン川沿いにはたくさんの屋台が並び、ナイトマーケットも開かれます。

ホイアンの旧市街からは徒歩5分ほどとアクセスも簡単ですよ。




ホイアンのナイトマーケット

ホイアンの夜、最も賑わうのがナイトマーケット。

ストリートフードはもちろん、民芸品やお土産、フルーツやよくわからないものまで、ありとあらゆるものが並んでいます。




ショッピングはもちろん、ただ歩いているだけでも楽しめるバラエティ豊かな品々が並びます。





ストリートフードを楽しんだり、気ままに歩いてみたりしながらホイアンの夜の活気を体験できます。



 ホイアンのナイトマーケット



トゥボン川沿いは夜に最も賑わう繁華街

アンホイ島側のトゥボン川沿いは、昼間のゆったりとした雰囲気とは変わって夜になると賑わいを見せます。

ストリートフードの屋台をはじめ、ローカルなベトナム料理から、アメリカスタイルやヨーロッパスタイルのレストラン、モダンなバーやライブミュージックを楽しめる店など、どんな好みでも楽しめる多くの店が並びます。


ほとんどの店にはテラス席があり、トゥボン川に浮かぶ夜の幻想的なランタンを見ながらディナーやお酒を楽しめる贅沢な時間を味わえますよ。



【ホイアンを訪れたら味わいたい名物グルメ】カオラウ

ホイアンを訪れたらぜひ味わいたいホイアンの郷土料理、カオラウCao lầu

日本人街ができるほど、日本との貿易が盛んだったホイアン。一説によると日本の伊勢うどんがルーツではないかと言われています。

米麺を使った汁なしの麺料理で、濃いめの味付けのタレを絡めていただきます。

麺はツルッとした食感で軽い口当たり。具材には豚肉と揚げ煎餅、野菜が定番で、麺と混ぜて食べます。

ベトナムには多くの麺料理がありますが、味付けは薄めの料理が多いのが特徴。

その中でもカオラウは濃いめの味付け。味も日本人の口に合う味で、一度食べるとまた食べたくなるような癖になる料理です。



カオラウを楽しめるホイアンのおすすめの店

ホイアンの郷土料理であるカオラウは、探さずともホイアンの町を歩いていると至る所で見つけることができます。

個人的には、ホイアンの旧市街とアンホイ島を結ぶ橋、アンホイ橋から徒歩2分の場所にある飲食店Cao lầu Không Gian Xanhのカオラウが美味しくリピートしたほど。




この店のカオラウのお値段は35.000ドン ( 約175円 ) と気軽に食べやすい価格です。

とはいえ、カオラウはどこの店も安く、一杯40.000ドン ( 約200円 ) が相場です。

他にも、ホイアンの名物グルメのひとつである、海老のすり身が入った蒸し餃子「 ホワイトローズ 」もメニューにありますよ。




店内も明るく、気軽に入りやすい雰囲気なのでベトナムのローカル店に入るのはまだ抵抗がある方にもおすすめです。




Cao lầu Không Gian Xanh




【他の街よりちょっと高め】水とストリートフードの価格相場

ベトナムで特に高い人気を誇る町ホイアン。

そのため観光客も多く、水やストリートフードの価格も他の町より少し高めの値段設定になっています。

特に屋台では相場より高い価格を言われることもあるので、ものを買う際の参考のなればと思います。


水の価格は20.000ドン ( 約100円 )

ハノイや、ホーチミンなどの大都市でも水2リットルの価格の相場は約10.000~12.000ドン ( 約50~60円 ) ですが、ホイアンではどの店でも一律20.000ドン ( 約100円 ) です。

宿泊施設のフロントで水を売っている場合も多く、ホイアンでは宿泊施設で買った方が安い場合が多いです。

私が宿泊したホテルでは、10.000ドン ( 約50円 ) で販売していましたよ。



ストリートフードの屋台は相場より高めの値段を言われることが多い

ベトナムでは、地元民と観光客では同じ商品でも価格が異なることがあります。

とはいえ、ベトナムの多くの場所では観光客向きの価格の相場は決まっていて決して高すぎる価格を言われることは多くありません。

ベトナム全土を旅して、最も過剰な価格を提示されることが多かったのがホイアンでした。

ものの値段はあってないようなもので、それもひとつの文化だと思いますが、簡単な言葉を使えばぼったくりとも言えます。

ベトナムのバインミーの相場は20.000ドン ( 約100円 ) ですが、4倍の80.000ドン ( 約400円 ) と言われたことも。

怪訝な顔をすると、あっという間に30.000ドンまで下がりましたが、個人的には過剰すぎる価格を言う人より、正規の価格で言ってくれる人から買う方が気持ちが良いのでその場を去るタイプですが、値切るのを楽しめる方は値段交渉によってかなり下げられると思いますよ。


またホイアンにはクレープの屋台が多いのですが、相場は30.000ドン ( 約150円 ) です。クレープ屋も過剰請求が多い印象でした。


心地よく屋台を楽しむ参考になれば嬉しいです。




ホイアン近郊の観光名所【世界遺産ミーソン遺跡】

ホイアンの町だけでなく、ホイアン近郊の観光名所を楽しみたい方におすすめなのが「世界遺産ミーソン遺跡My Son Sanctuary 」

ホイアンから40km、車で約1時間の場所に位置する世界遺産に登録されている遺跡で、ホイアンの位置するベトナム中部地方で2~17世紀頃に栄えたチャンパ王国の聖地です。

ホイアンからミーソン遺跡へはバイクがない限り個人で行くのは難しくツアーで行くのが一般的な方法です。

ホイアン旧市街を歩いていると探さずとも多数のツアーオフィスを見つけることができ、町中のツアーオフィスにてミーソン遺跡ツアーを申し込みできます。

オンラインで申し込みたい方は、オンラインツアー会社にて申し込みできます。

ミーソン遺跡には入場料として150.000ドン ( 約750円 ) の入場料がかかります。

ツアーによっては入場料は含まれておらず、別途かかる場合が多いので事前にご確認ください。



→ ミーソン遺跡のオンラインでのツアー申し込みはこちらから可能です。



ホイアン観光の所要日数

ホイアンはコンパクトにまとまっており、規模は大きくありません。

「 旧市街 」、「 トゥボン川沿い 」、「 アンホイ島 」全てを観光しても丸一日あれば見て回ることができます。

ダナンからの日帰り観光も可能ですが、少なくとも1泊2日するとホイアンをじっくりと味わえると思います。

ホイアンにはカフェや美味しい食べ物も多く、休憩がてらカフェや飲食店でのんびりと過ごしたり、トゥボン川沿いはぼーっと眺めているだけで満足してしまうようなゆったりとした時間が流れています。

ぜひ、ホイアンののんびりとした空気感を味わってみてくださいね。時間に余裕のある方は2泊3日しても飽きずに楽しめる町ですよ。

ミーソン遺跡に行く方はプラス1日あると、余裕を持って観光できます。



【延泊するほど居心地良かった】ホイアンでおすすめの宿泊施設

ホイアンではアットホームな家族が経営するホテルアンホイタウンホームステイに宿泊。

ベトナムの宿泊施設を最安値で予約できる宿泊予約サイトアゴダで口コミレート9.4の素晴らしい評価を獲得しているホテルで、実際にとても居心地が良く延泊したほど。

真新しいホテルではないですが、ゲストが気持ちよく過ごせるように丁寧に掃除してくれているのが感じ取れるほど、とても清潔です。



coco

愛情を感じるほどの清潔さと温かさがありました



部屋の清潔さと居心地の良さはもちろん、ホテルアンホイタウンホームステイ最大の魅力は経営している家族の人柄の良さ。

ゲストを歓迎してくれているのを感じられる笑顔と丁寧な対応は、心温まる、まるで家に帰ってきたような気持ちにさせてくれます。

ベトナムを1ヶ月旅して、さまざまなホテルに宿泊しましたが、その中で最もまた泊まりたいと思う自信を持っておすすめできるホテルです。






アンホイタウンホームステイの宿泊レビューを知りたい方は以下の記事をご覧ください。



ダナン市内・ダナン空港からのホイアンへの行き方

ホイアンへは、ホイアンから約25kmほど北にある町ダナンからのアクセスが一般的です。

ダナンには国際空港があり、日本からの短期旅行で訪れる場合はダナン空港を利用するのが便利です。



ダナン市内からホイアンへの行き方

ダナンの町中には、多くのツーリストオフィスがあり町中のツーリストオフィスにてホイアンからダナンへのミニバンを予約できます。

8人乗りほどのミニバンで所要時間は約1時間半ほど。


オンラインで予約する場合はからVexereで予約可能です。

私も実際に上記の予約サイトからオンラインで予約しましたが、なんの問題もなくスムーズにダナンからホイアンまで移動できましたよ。

価格は片道130.000ドン ( 約750円 ) です。




ダナン空港からホイアンへの行き方

ダナン空港からホイアンへも直通のシャトルバスが出ておりオンラインにて予約可能ですが、飛行機の遅延やイミグレーションの混雑状況により、予約した時間に間に合わないこともあり得ます。


ダナン空港からホイアンへアクセスする場合は、ご自身の名前の書いたボードを持って到着ゲートを出るまで待っていてくれる送迎サービスが安心です。

相乗りであれば、791円と安い価格なのでおすすめですよ。

ご家族連れの旅行や、他の人と相乗りしたくない場合はプライベートの送迎サービスも選択できます。

24時間前までであれば、万が一旅行が取りやめになった場合もキャンセル可能で全額返金されるのも安心できるポイントです。

→ ダナン空港からホイアンへの送迎サービスはこちらから予約可能です。



古き美しい町並みに心満たされる町ホイアン

世界遺産ホイアンの旧市街や夜の幻想的なランタンはもちろん、見どころが多く味わい深い町ホイアン。

賑わいを見せる観光名所ながら、ゆったりとした雰囲気は健在で時間の流れもゆっくりと感じるような町です。

小さな町ながら人々を惹きつけ続けるホイアン観光の参考になれば嬉しいです。





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