【カミーノ北の道】ガリシアのルート・見どころ・アルベルゲ情報まとめ


カミーノ北の道 ( Camino del Norte ) を歩く前に知りたいガリシア州の情報をまとめました。

巡礼記を兼ねた各ステージのルート情報やアルベルゲ情報などカミーノに役立つものはもちろん、ガリシアの名物や観光情報などガリシア州を楽しむための情報もご紹介します。



目次

【カミーノ北の道】ガリシア地方のステージごとのルート情報


ステージ28 Ribadeo – Gondán 20.9km

いよいよ、カミーノ北の道最後の州ガリシア州の巡礼のスタートです。

州境を越えるたび感じる、次のステップに進んでいくような高揚感。

カミーノ北の道の象徴であるカンタブリア海を離れ、サンティアゴ・デ・コンポステーラへと続く内陸の道の巡礼は、カミーノが終わってからも続いていくこれからの人生への期待と、目の前のこの瞬間を楽しもうという気持ちをより一層深めてくれます。



「 Make peace with where you are. 」


この言葉が大好きなのですが、今日から始まるガリシア州のカミーノでは心の中で何度も繰り返していました。







さて、前置きが長くなりましたが、ガリシア州最初のステージは、極端に飲食店の少ないステージ。

Ribadeoリバデオを出発すると、ステージのゴールGondánまでは、リバデオから6.3km地点のVilelaにアルベルゲ併設のレストラン兼バルが1軒あるのみ。

ステージのゴールであるGondánには、アルベルゲが1軒ありますが、周囲に飲食店は一切なくアルベルゲでも食事の提供はありません。








明日のステージ29にもまたがりますが、ステージ28、29の飲食店情報を記載しておきますね。





Ribadeo

↓ 6.3km

Vilela アルベルゲAlbergue A Penaに飲食店有

↓ 16.3km この間、飲食店皆無 (14.6km地点Gondánに食事提供なしのアルベルゲ有 )

San Xusto de Cabarcos レストラン1軒、バルが1軒 ( アルベルゲ有 )

↓ 1.8km

Lourenzá 比較的大きな村 アルベルゲ、飲食店あり




【 上記区間のアルベルゲ情報

位置:Viela
アルベルゲ名:Viela Albergue A Pena 
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位置:Gondán
アルベルゲ名:Albergue de peregrinos de Gondán
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位置:San Xusto de Cabarcos
アルベルゲ名:Albergue de peregrinos de San Xusto
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私は、体調が優れなかったこともあって、リバデオから6.3km地点のVilelaで一夜を過ごし、VilelaからLourenzáまで歩きました。










 
coco
周りに何もないステージならではの朝焼けはとても優美なものでした







どこで一夜を過ごすにしろ、飲食店が極端に少ないステージなので、水と食料の確保は必須です。








ステージ29 Gondán – Mondonedo 15.6km

ガリシアらしいのどかな景色が続くステージ29。

Gondánを出発して1.8Km地点の小さな村San Xusto de Cabarcosにバルとレストランが一軒ずつあります。

バルとレストランが一軒ずつあるだけのとても小さな村ですが、ひとつ前のステージが飲食店のないステージなため、巡礼者にとっては食事はもちろんビールも楽しめるオアシスのような村です。







Gondanから6.6km歩いた地点のローレンサLourenzaには、快適なアルベルゲ、バルやカフェ、そしてスーパーマーケットもあります。

スペインの役所はどこに行っても美しい建物が多いですが、ここローレンサの町役場は一際目を引く美しさ。

夕暮れ時に黄金色に輝く建物は小さな町役場とは思えないほど堂々たる威厳を放っています。



私はローレンサのアルベルゲAlbergue Saviorで一泊することに。優しい女性のオスピタレラが出迎えてくれるアルベルゲで、内装も可愛らしくまるでペンションのよう。

自分のベッド自体にカーテンはありませんが、隣の2段ベッドとの間にカーテンをつけてくれてあるのでプライベート感もあり心地よいアルベルゲです。

20時以降はオスピラレラが帰宅し受付できないので、20時までの到着が必須です。


 Albergue Savior

 15ユーロ / 12〜20時 / 夕食なし・朝食あり ( 別料金 ) / 3月1日〜11月30日 / 収容人数30人 / 予約可 
電話番号:+34982121496
住所:Rúa Calvo Sotelo, 15, 27760 Lourenzá, Lugo
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ステージ29のゴール、モンドニェードMondonedoはバルやカフェ、レストランはもちろん、美しいモンドニェード大聖堂がある見応えのある町です。

町の規模はそこまで大きくありませんが、カミーノ北の道のガリシア州内ではほとんど町と呼べる町を通過しないため、巡礼者にとっては胸が躍る大きな町。






目の前が大きな広場になっているモントニェード大聖堂。広場にはバルやレストランが並びガリシア産のワインをゆっくりと味わいながらゆったりとしたひと時を過ごすのもまた心地良い時間。

ワインの名産地を多く持つガリシア地方の中でも、この日飲んだリベイロのワインはガリシア州の中で最も古い葡萄の生産地だそう。

時は12世紀、年間約200万人のサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼者がいたと言われており、巡礼者にもリベイロのワインは大人気だったそうです。

みずみずしくフルーティな味わいが特徴のリベイロのワイン。長い年月が経った今、当時の巡礼者と同じようにガリシアのワインを飲みながら巡礼を楽しむのもまた味わい深い経験です。





ステージ30 Mondoñedo – Abadín 16.6km

モンドニェードMondoñedoを発つと始まる上り坂。ステージ30は久しぶりに標高が上がるステージです。

モンドニェードの街のある140m地点から560mまで上がりますが、舗装された緩やかな道を徐々に登っていくため、さほど疲れは感じません。

ステージ全体を通して、陽の光を浴びて緑々と輝く草原地帯が続き、ひたすらに美しいカミーノ。

カミーノ北の道ガリシア州の中でも特に美しいステージです。







モンドニェードからステージ30のゴールの手前の町Gontánまで、15.8kmの間に飲食店は一切無いので、水と食料の準備が必須です。

また、日差しを遮るものが何もないステージでもあります。

標高+420mまで登りますが、上がってしまえば同じ標高を保ったまま巡礼路が続き、下り坂はありません。

標高が上がるステージではありますが、景色を楽しむ余裕を十分に持てるカミーノです。





アバディンAbadínは、距離にして約240mほどの短い大通り沿いに数件の店が並ぶだけの小さな村ですが、夕食を食べられる飲食店が2軒とスーパーマーケットがあります。



アバディンのアルベルゲAlbergue Xabarínは、カミーノ北の道の中でも特に現代的なアルベルゲのひとつ。

各ドミトリーの部屋には、カードキーが付いており、シャワールーム、キッチン、ドミトリールームも含め館内全体が綺麗で清潔。各ベッドにはコンセントがついています。

アルベルゲというよりは都会の現代的なホステルといった雰囲気で、トップレベルの快適さですよ。




Albergue Xabarín

17ユーロ / 13時半〜21時 / 夕食なし・朝食無料 / 4月1日〜10月27日 / 収容人数25人 / 予約可
電話番号:+34690181811
住所:Av. de Galicia, 28, 27730 Abadín, Lugo
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ステージ31 Abadín – Vilalba 20.8km

ステージ31のスタート地点アバディンから5.8km地点にある小さな村As Paredes。

ゆっくりとした一日を過ごそうと、今日の歩きは5.8kmにとどめAs ParedesのアルベルゲAlbergue O Xistralで一泊することに。

特にリサーチもせず、アバディンから一番近いというだけで選んだアルベルゲでしたが、カミーノ北の道の中でも特に印象深いアルベルゲです。

もともとは動物小屋だったという場所を、オスピタレロ自らの手で少しずつ改築していったアルベルゲは、森の中のオアシスのようなこだわりの詰まった場所。

ログハウスのような外観の建物の外には、広いガーデンがあり、大きな木のそばには木製のベンチとテーブルが。

木陰からゆるりと差し込む陽射しの下、好きな本を読み、スーパーで買っておいたパンにハムとチーズを挟んだ自家製ボカディーリョを食べる。

なんて事のない事柄の中に幸せが存分に詰まった時間を過ごせるアルベルゲです。



周辺に飲食店やスーパーマーケットはありませんが、アルベルゲでビールやスナックを購入できます。ディナーはオスピタレロの手作りで、これまた絶品ですよ。

アバディンで一夜を過ごす方にとっては、5.8km地点にあるこのアルベルゲは特に立ち寄る必要のない場所ですが、それでもここでのひと時を過ごすことをぜひおすすめしたくなるアルベルゲです。





 Albergue O Xistral

17ユーロ / 13〜22時 / 夕食あり ( 10ユーロ ) ・朝食あり ( 無料 ) / セマナサンタ〜11月30日 / 収容人数17人 / 予約可
電話番号:+34673524257
住所:Lugar Paredes, 35, 27845 Abadín, Lugo
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翌朝はガリシア地方らしい、霧立ち込める天気。

晴れ空を好む私ではありますが、これもまたガリシアを感じられる情緒ある景色です。








アルベルゲを出て少し歩くと、雑木林の脇で手作りのアクセサリーを並べ販売している方に出会いました。

全く商売っ気がなく、柔らかな空気感の中にも凛としたもの持ったような彼は、” 目に見えない世界 ” を生きているのがひしひしと伝わってくる空気感。実際に言葉を交わしてみると、一般的な常識を超越した、けれどとても自然な体験をシェアしてくれて、心に残る出会いのひとつに。

「 カミーノだから。」で片付けてしまうのは簡単だけれど、素晴らしい出会いはいつもどんな場所でも起こり得る、そんなふうに最近は実感しています。






ステージ31のゴール、ビラルバVilalbaは飲食店やバルが充実している大きめの町。タバコ屋やATMもあり、巡礼者にとって便利な町です。






ビラルバを出発すると、約60kmに渡りガリシア州の田舎エリアが続き小さな村ばかりです。

その間、ATMはありません。
現金のみしか使えないバルやカフェが多いので、ビラルバで現金の準備をしておくのがおすすめです。


ビラルバから60km間のアルベルゲは、現金のみのアルベルゲもあります。

ビラルバを出発した後、程よい距離にアルベルゲはあります。とはいえ、数が充実しているわけではないので、現金の持ち合わせがないために想定外の距離を歩く体験をしました。

自分のペースで歩きたい方は現金を準備しておくのがおすすめですよ。







ステージ32 Vilalba – Baamonde 18.5km

ガリシア州ののどかな田舎道を歩くステージ32。

何故かこの日は写真をほとんど撮っておらず、お見せできないのが残念ですが、実際のカミーノはコンクリートはほとんどなく田園風景が続きます。


そのため飲食店が少なく、ステージ32を通してバルが1軒あるのみ。

巡礼路は起伏のない歩きやすい道です。



Baamondeはアルベルゲと数件のバルがあるだけの小さな村。アルベルゲ付近には2軒のバルがありますよ。

そしてここBaamondeは、サンティアゴ・デ・コンポステーラまで100km地点の地。

824kmのカミーノ北の道も残り100kmです。






ステージ33 Baamonde – Sobrado dos Monxes 39.8km

今日のステージ33は大きな分かれ道があります。

Baamondeから5.1km地点のToarに立つモホンが示す左右の分かれ道。

二つの道は、ソブラードSobrado dos Monxesで合流します。


左のカミーノ Miraz方面
・ソブラードまで34.7km
・距離は長いがアルベルゲがあるので、分割して歩ける

右のカミーノ As Cruces方面
・ソブラートまで26.9km
・距離は短いがアルベルゲがないので一気に歩く


左側の巡礼路Miraz方面は、距離は長いですがところどころにアルベルゲがあるので、分割して歩くことができます。

数は多くありませんが、バルやレストランがあるので食べ物の面でも安心して歩けますよ。


右側の巡礼路As Cruces方面は、距離は少し短いですが、アルベルゲが分岐点から2.6km地点に一軒あるのみ。飲食店もないため、一気に歩くカミーノです。



 
coco
私は左の長いけれどアルベルゲがあるルートを行くことにしました!







バスク州、カンタブリア州、アストゥリアス州それぞれに違う美しさや表情がありますが、中でもガリシア州は特に「 ガリシアらしい 」で形容できてしまうような独特の美しさを持つエリア。

もやがかかった白い景色を包み込む穏やかな陽射し、緩やかに差し込むオレンジ色の光、どこか少しだけ翳りがあるような情景の中を照らす光。

北の道ガリシア州の中でも、特にガリシアらしさを感じられるステージです。





晴れた日は、カラッとした青空の下に広がる農村部の酪農風景や田舎の風景が広がります。

日によって、場所によって異なる美しい表情を見せ続けてくれるステージで、のどかさの中にも些細な新鮮さをたくさん見つけられます。



私は2日にわけてゆったりと歩きました。







ソブラートSobrado dos Monxesは小さな村ですが、数件の飲食店とスーパーマーケットがあります。






そしてソブラートの一番の見どころはアルベルゲも併設されている修道院Monastery of Sobrado。

北の道の中でも有名で規模の大きな修道院。観光名所にもなっていますよ。

質素で全く飾り気のない、白一色の世界です。





この修道院のアルベルゲは北の道で有名なアルベルゲのひとつ。

ソブラードの修道院とアルベルゲは巡礼中に何度も話題にあがりました。

私が北の道を歩いたのは2021年。某流行のものの影響で閉まっており宿泊しませんでしが、ぜひ泊まってみるのもおもしろいアルベルゲだと思います。


Albergue de peregrinos del Monasterio de Sobrado dos Monxes

8ユーロ /  通年オープン / 13〜22時 / 収容人数98人 / 予約不可
Web : http://www.monasteriodesobrado.org/
電話番号:+34 620 710 895
住所:Mosteiro de Santa María de Sobrado, 15813 A Porta, A Coruña
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急ぐ旅ではないので、残りのカミーノのじっくり味わってみたいな、とソブラートには2泊しました。

1泊はアルベルゲで、もう1泊は大きな窓から修道院を望むホテルで。

修道院からは徒歩1分のホテルPensión Vía Sacraは、ゆっくりするのには最高の景色。修道院をワインの肴にしながらのんびりとカミーノのひと時を過ごすのもまた、最高の時間です。





ステージ34 Sobrado dos Monxes – Arzúa 22.0km

今日ステージ34は、カミーノ北の道 ” 最後 ” のステージ。

もちろん、まだサンティアゴ・デ・コンポステーラには到着していないのでカミーノは続きますが、今日のステージのゴールであるアルスアArzúaからは、「 フランス人の道 」に合流します。





今日のステージは起伏もなく歩きやすいルート。コンクリートが多めの巡礼路ですが、広い大地に遠くに見える低い雲とガリシアらしい景色を楽しめます。




私はこのステージの中間地点あたりに位置する小さな村ボイモルトBoimortoのアルベルゲAlbergue-hostel Casa da Gándaraに一泊しました。

ペンション風の家庭的なアルベルゲで、フレンドリーで優しいオスピタレラが出迎えてくれます。

ブランコのようにスイングするベンチのあるプライベート感のある中庭も心地よく、ステージを分割するならおすすめしたいアルベルゲですよ。



 Albergue-hostel Casa da Gándara

14ユーロ / 13時〜 / 夕食・朝食あり( 共に別料金 ) / 3月1日〜11月30日 / 収容人数27人 / 予約可
電話番号:+34630067975
住所:Rúa Gándara, 49, 15818 Boimorto, A Coruña
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カミーノはアルスアArzúaへ。ここアルスアで北の道は、フランス人の道に合流します。


私が北の道を歩いたのは某流行りのものがあった2021年だったのもあってか、北の道を歩いている途中に会う巡礼者はそう多くありませんでした。

それがアルスアに着くや否や、人、人、人!!!

例年に比べれば、フランス人の道を歩く人も少なかったと思いますが、北の道から来てみると、その活気と人の多さに驚きました。

静けさと一人の時間を楽しむカミーノから活気と流れを楽しむカミーノに雰囲気がガラッと変わった感覚です。







アルスアの名物は、「まるでバターのよう」と形容されるケソ・アルスア・ウジョアQueso Arzúa-Ulloa。

驚くほどクリーミーで、濃厚なのにしつこくなくバニラクリームのようなほのかな甘みも感じられます。

そのままの美味しさはもちろん、お肉との相性も抜群ですよ。

 
coco
チーズ好きには是非ぜひ味わっていただきたい一品!






「 フランス人の道を歩いた時に来てとても美味しかった店がある!」

と仲良くなった巡礼者が連れて行ってくれたHostal Restaurante Teodoraでいただきました。

どの料理も文字通り絶品で、知る人ぞ知る名店だそう。

個人的には、今回カミーノとバックパック旅で合わせて3ヶ月間スペインに滞在しましたが、3ヶ月間の中でもトップ3に入るレストランでした。

アルスアチーズはもちろん、チーズを使った料理も楽しめますよ!



 Hostal Restaurante Teodora

Web:http://www.casateodora.com/menu/
電話番号:+34981500083
住所:Rúa Lugo, 38, 15810 Arzúa, A Coruña
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ステージ35 Arzúa – O Pedrouzo 19.3km【フランス人の道】

アルスアからサンティアゴ・デ・コンポステーラまではフランス人の道を歩きます。

すでにフランス人の道を歩いたことがある方は、見覚えのある景色もあるのではないでしょうか。

ガリシアらしい細い木々の道、オレンジ色に空を優しく染める夕日、残りのカミーノを祝福するかのような素晴らしい景色が続きます。





アルスアから7.5km地点のA Calle de Ferreirosには、カミーノらしいバルCasa Tía Doloresが。

誰が始めたのか、ビールの空き瓶が所狭しと集まりアート作品のようなオブジェになっているこの場所。

ひとつひとつの瓶には名前や好きな言葉が書かれていて、多くの巡礼者がこの場所を通過してサンティアゴへと向かっていったのがわかります。






ステージ34のゴールO Pedrouzoの3.4km手前には、Cercedaという小さな村があります。


Cercedaにあるレルトラン / バルO Ceadoiroには、ガリシア州でナンバーワンに輝いたトルティーヤが。

絶妙な焼き加減のトロトロ卵のトルティーヤ。巡礼路上にあって、ついつい入りたくなるような立地に建つバルは巡礼者で大賑わい。

ガリシアでナンバーワンのトルティーヤ、ぜひ味わってみてくださいね。

 
 O Ceadoiro

電話番号:+34981511348
住所:San Miguel de Cerceda, 18, Santa Irene, O Pino, 15821 O Pino, A Coruña
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ステージ36 O Pedrouzo – Santiago de Compostela 19.4km 【フランス人の道】

いよいよ824kmのカミーノ北の道も今日が最終日。

サンティアゴ・デ・コンポステーラへ向かうみんなの足取りはいつもと違い、浮き足だった雰囲気。

それは私も同じで、今日でサンティアゴに着くという実感のないまま歩き出します。

19.4kmの最終ステージですが、私はゆっくり歩こうとサンティアゴまで9.9km地点もLavacollaで一泊しました。





仲良くなった巡礼者と一緒に向かったサンティアゴ・デ・コンポステーラ。

話しながら歩いていたのもあってか、いつもと変わらない巡礼の日々のよう。





カミーノ北の道は、ついにサンティアゴ・デ・コンポステーラへ。

肩を抱き合って涙する人、感慨深い面持ちで大聖堂を眺める人、歓喜する人。

3度目のサンティアゴ・デ・コンポステーラは来るたびに違う自分に会える場所。
ここにいる自分の感じ方で、自分の成長に気づく気がします。

いつも変わらないのは、喜びと至福に満ちた空気感。

世界中の人々がこの地に集まり、弾け飛ぶような喜びと、どっしりとした幸せな空間の中に身を置いて、明日からはまた違う道を歩く幸福な交差点のような場所です。






北の道ガリシア地方の観光におすすめの街


( Mondonedo )


北の道のガリシア州内の巡礼路では大きな街はステージ29のMondonedoしか通りません。Mondonedoではバルやレストランも多く、街のシンボルMondoñedo Cathedralのある広場にも大聖堂を眺めながら食事を楽しめるバルが軒を連ねています。

とはいえ、風情のあるガリシア州らしいのどかな村も。フランス人の道との合流地点のArzuaは可愛らしい家々が多く、Sobrado dos Monxesには真っ白で質素な空間が印象的な修道院Monastery of Sobradoがあります。

・Mondonedo

・Arzua

・Sobrado dos Monxes




北の道の巡礼路上ではありませんが、北の道のスタート地点Ribadeoから電車で3駅の場所に、ガリシア州でサンティアゴ・デ・コンポステーラに次いで人気のある観光地カテドラルビーチがあります。

自然が作り出した岩の形がゴシック様式の大聖堂を思わせることからカテドラルビーチの名で呼ばれています。干潮時のみ現れる美しいビーチを歩きながら芸術美を堪能できます。




ガリシア地方で味わいたい名物


( Plupo )


ガリシア州を代表する名物のひとつはPlupo。Plupoは料理名ではなくスペイン語でタコという意味。最も代表的な料理はPulpo a la gallega(タコのガリシア風 ) です。茹でたタコにたっぷりのオリーブオイルとパプリカ、塩をかけたシンプルな料理ですがクセになる美味しさ。ビールとの相性も最高です。

また小さなピーマンのような食感のPadronという辛くない唐辛子もガリシアでよく見られる料理。小さなピーマンのグリルといった感じのこちらもシンプルな料理ですが、ピーマン好きなら絶対にハマること間違いなし!

ガリシア郷土料理、Caldo Gallegoは野菜や豆を煮込んだスープ。胃に優しいものが欲しくなった時におすすめです。



・Plupoプルポ ( タコ )

・Padronパドロン ( 辛くない唐辛子 )

・Caldo Gallegoカルド・ガジェゴ ( ガリシア風スープ )

・Arzúa-Ulloaアルスア – ウジョア ( ソフトで柔らかいチーズ )



 ガリシアの名物

ガリシアの名物をより詳しく紹介しています。
・ガリシアの名物、定番料理4選




北の道ガリシア地方のおすすめアルベルゲ



実際に泊まってみて良かったアルベルゲは次の4つ。
共通している点は、どこも清潔で綺麗です。

・Albergue Savior – Alojamiento en Lorenzana ( Lourenza ) / アットホーム

・Albergue Xabarin de Abadin ( Abadin ) / 現代的な清潔ホステル

・Albergue O Xistral ( As Paredes ) / 小屋を改築し蘇らせたアルベルゲ

・Albergue-hostel Casa da Gándara ( A Gándara ) / アットホームなペンション




筆者が北の道を巡礼した時には臨時休業していたので実際には宿泊していませんが、Sobrado dos Monxesの修道院のアルベルゲは北の道ガリシア州を代表するアルベルゲ。多くの巡礼者がここに泊まれないことを残念がっていました。

・Monastery of Sobrado ( Sobrado dos Monxes ) / 修道院





ガリシア地方の地理



ガリシア州は1州4県の州。
ア・コルーニャ県・ルーゴ県・オウレンセ県・ポンテペドラ県で構成されており北の道の巡礼路では、そのうち2つの県を通過します。

ルーゴ県を経由してサンティアゴ・デ・コンポステーラの位置するア・コルーニャ県に入ります。




北の道ガリシア地方の特徴



北の道のガリシア州の巡礼路は平坦だったアストゥリアス地方に比べ、再びアップダウンが増えてきます。とはいえバスク地方のように激しいアップダウンではなく緩やかに登り、緩やかに下ります。560m地点まで登ることもありますが、そんなに登っていることに気づかないくらいなだらかなので辛さは感じません。景色を楽しみながら歩けます。

飲食店やバルが少ない区間が多く、次のバルまでかなりの距離があることも多いので水と食料は毎朝準備しておくのがおすすめです。巡礼路上の公共の飲み水場はほとんどありません。



さいごに



北の道のガリシア州は、北の道の中で唯一海のない道。
サンティアゴ・デ・コンポステーラへ向けて歩く内陸部では、ガリシア州の農村部の長閑な風景や茶色、緑、オレンジのガリシアカラーの自然が。


サンティアゴ・デ・コンポステーラまでの残りの旅をゆっくりと楽しみたい景色が待っています。




北の道のガリシア州は、北の道の中で唯一海のない道。
サンティアゴ・デ・コンポステーラへ向けて歩く内陸部では、ガリシア州の農村部の長閑な風景や茶色、緑、オレンジのガリシアカラーの自然が。


サンティアゴ・デ・コンポステーラまでの残りの旅をゆっくりと楽しみたい景色が待っています。



スペイン巡礼に関するご質問があれば、Twitter @coco_caminos のメッセージ、またはお問い合わせからお気軽にご連絡ください。



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