【1ヶ月間8都市】バックパッカーでベトナム周遊してみた【ルート・ビザ・持ち物・費用】
本記事では1ヶ月間で8都市をバックパッカーとして周遊した体験をもとに、ベトナムでのバックパッカー旅のルート・ビザ・持ち物・費用などを詳しくご紹介します。
2022年11月11日から12月10日にかけて、バックパッカーとしてベトナムを周遊し8都市を訪れました
ベトナムをバックパック旅した経験をもとに、
- ベトナムバックパック旅のルート
- ベトナムに30日間滞在できるe-visa
- ベトナムバックパック旅の持ち物
- ベトナムバックパック旅の費用
- ベトナムで役に立つ配車アプリGrab
- 1ヶ月ベトナムを旅してみて感じたこと
について、実体験をもとに詳しく解説します。
【1ヶ月間8都市】ベトナムバックパック旅のルート
バス
バスでハノイに戻り飛行機
飛行機
夜行バス
夜行バス
バス
バス
飛行機でタイ、バンコクへ
東京、成田空港からLCCベトジェットでハノイに飛び、1ヶ月間で8都市を周遊しました。
ベトナム北部のハノイとカットバ島、世界遺産ハロン湾に訪れたのち、飛行機でベトナム南部のフーコック島へ。
フーコック島から飛行機でホーチミンへ飛び、ホーチミンからは陸路でベトナム中部まで北上しました。
ベトナムバックパック旅ルート詳細
世界遺産ハロン湾。定番のハロン湾観光は「ハロン」の町を起点としていますが、今回は、観光客が少なく、ローカルなビーチも楽しめるカットバ島へ。カットバ島からも世界遺産ハロン湾クルーズを楽しむことができ、最大の魅力はよりローカルなランハ湾や水上生活している漁村を訪れることができます。
「 ベトナムで最も美しい島 」と言われるフーコック島。ベトナム南部に位置する、カンボジアとの国境付近に位置する島です。オーシャンブルーの美しい海と砂浜はもちろん、1泊3000円ほどで海の見えるバルコニー付きのホテルに泊まることができるのも魅力。リゾート気分を味わいながら、ゆったりのんびりフーコック島の大自然を堪能できます。
ベトナムの最大都市ホーチミン。カオスを呼ぶにふさわしい喧騒と活気あふれたエネルギーの渦巻く街。賑やかなバックパッカー通りや、近代的な発展が著しい反面、ベトナムの昔ながらの風景が残っている奥深すぎる街。
標高1500mに位置するベトナム屈指の避暑地ダラット。シンボルであるスアンフーン湖を中心に街が広がっています。ベトナムの中でも特にのんびりとした穏やかな雰囲気を持ち、その自然の豊かさに魅了され住み着くヒッピーも。
ベトナム第三の都市ダナン。全長32kmにも及ぶミーケービーチはダナン最大の魅力。リゾート地としても知られるダナンは、近年都市開発がされたばかりの新しい街。海の美しさとゆったりとした雰囲気から欧米人にも人気の街で世界中からノマドワーカーが集まり欧米人コミュニティーが形成されています。ベトナム独特のけたたましさや喧騒は皆無の新しいベトナムを作りだした街。
ノスタルジックでフォトジェニックな街ホイアン。ホイアンの旧市街は世界遺産に登録され、深い黄色の建物が並ぶ通りはまるでタイムスリップしたかのような異世界へと誘います。ホイアンの2大名物は「 ホイアンの旧市街 」そして「 夜のランタン 」。空が闇に包まれる頃、無数のランタンが街を彩り幻想的な風景を見ることができます。
ベトナム最後の王朝グエン朝の都として1945年まで首都が置かれていた町フエ。世界遺産に登録されているフエ王宮は屈指の見どころ。新市街はフレンドリーで穏やかな空気が流れバックパッカーを沈没させる街。
【オンラインで簡単に取得できる!】ベトナムに30日間滞在可能なビザ
ベトナムはノービザで15日以内の滞在が可能です。
ノービザの場合、ベトナム入国時に旅券残存入国時6か月以上、往復航空券または、第三国への航空券の提示が入国時に必要です。
バックパッカーで長期間ベトナムを旅したい場合は、30日間滞在できるe-visaの取得が可能です。
- 30日間滞在可能
- 費用:25ドル
- 出国航空券は不要
- 発行までの日数:3営業日
- 一度出国すると30日以内でもビザ失効
観光目的で入国する場合、30日間の滞在が最長です。ビザの延長はできません。
費用は25ドルでクレジットカード、もしくはデビットカードで支払います。
申請は大使館に行く必要はなく、オンラインにて簡単にできますよ。
e-visaを取得して入国する場合は、往復航空券または、第三国への航空券は不要です。
ベトナムのe-viza取得の流れ
1ヶ月間バックパッカーでベトナムを周遊した時に、実際にe-visaを取得し入国しました。
e-visaの取得はオンラインでできるためとても簡単でしたよ。
入国時もe-visaを印刷したものを見せるだけでスムーズに入国できました。帰りの航空券や第三国への航空券も不要です。
- ① オンラインにてe-visaを申請する
- ② 料金をカード払いする
-
費用は25ドル
- ③ 発行されたビザを印刷する
-
入国時に提示が必要なので必ず印刷しておきましょう。
- パスポート
- パスポートの顔写真ページのデジタル写真
- 眼鏡なしの正面を向いたデジタル写真
- クレジットカードまたはデビットカード
オンラインでe-visa申請時に、「 パスポートの顔写真ページ 」と「 眼鏡なしの正面を向いた自分の写真 」のアップロードが求められます。
「 眼鏡なしの正面を向いた自分の写真 」はスマホで自撮りしたものをアップロードしましたが、問題なくビザが発給されましたよ。
ベトナムのe-visa申請は以下のフォームから可能です。
ベトナムバックパック旅の持ち物
私にとってベトナムは初めての東南アジアでした。
何か特別に必要なものはあるだろうかと行く前には検討しましたが、実際に行ってみると、特に特別なものは必要ありません。
持って行って重宝したものは、
- 紙石鹸
- 水に流せるティッシュ
のふたつ。
詳しくは以下の記事でまとめております。持ち物リストもご覧いただけますので、参考にしてみてくださいね。
長期滞在となると、服の枚数も必要ですがベトナムでは町の洗濯屋で1kgあたり約100円で洗濯することができます。
実体験では2日分の衣類と3日分の下着を持っていきました。
それでも快適に過ごすことができたので、荷物を軽くしたい方は最低限の衣類で旅できますよ。
ベトナムバックパック旅の費用
ベトナム1ヶ月バックパック旅の費用
用途 | 1日あたりの費用 | 1ヶ月の費用 |
---|---|---|
宿泊費 | 1,500円(ホテル泊) | 45,000円 |
食費 | 500円 | 15,000円 |
カフェ | 500円 | 15,000円 |
都市間の移動費(飛行機×2) | 14,000円 | |
都市間の移動費(長距離バス×4) | 5,000円 | |
Grab | 3,000円 | |
その他 | 3,000円 | |
合計 | 100,000円 |
宿泊費について
宿泊費は1ヶ月間のベトナム滞在中、全てホテルの個室に宿泊しました。
ベトナムは東南アジアの中でも特に宿泊費が安く、マレーシアと共に1位2位を争う宿泊費の安さ。
1泊1000円〜くらいでホテルの個室に宿泊することができます。
ドミトリーに泊まる場合は、宿泊費は約半額にすることができますよ。
カフェ・食事代について
私はノマドとして生活しているため、カフェで仕事することが多かったためにカフェ代が入っています。
ベトナムは食費もとても安く、ローカルフードやローカルレストランであれば一食250〜300円ほどで食べることができます。
その他について
その他の項目は主にタバコです。
ベトナムのローカルなタバコであれば約120円ほどで購入できますよ。
とはいえベトナムのタバコはとても強いのでマルボロなどを買う場合も一箱約150円で購入できます。
1ヶ月約5万円でベトナム旅ができちゃう!
私の場合は、毎日ホテルに宿泊し、毎日のようにカフェに行っていました。
ドミトリーメインのバックパック旅であれば、宿泊費込みで1日あたり約1500円ほどで生活できます。
1ヶ月旅しても、約4万5千円+移動費や観光にかかるお金で旅できてしまうのです!
【ベトナム旅で必須のタクシー/バイクタクシー配車アプリ】Grab
ベトナムを旅する上で、必須とも言えるのがタクシー/バイクタクシーの配車アプリGrab。
公共交通機関の発達していないベトナムでは、主な交通手段はタクシーやバイクタクシーになります。
流しのタクシーやバイクタクシーもいるのですが、安心安全に旅するならGrabがおすすめ。
アプリ内にて自分のいる場所まで配車することができます。
特におすすめしたい点は、アプリ内で事前に料金が確定すること。配車時に表示された金額以上を求められることは一切ないので、お金の面でも安心して利用できますよ。
1ヶ月ベトナムを旅してみたら、「バックパッカーにとって旅しやすい国」だった
私にとって、ベトナムは初めての東南アジアでした。
1ヶ月バックパッカーとしてベトナムを旅してみた率直な体感は、「 バックパッカーにとってとても旅しやすい国 」だということ。
- 費用の面
- バックパック旅に必要なものが揃っている
- ベトナムという国の雰囲気
の3つの面で体感しました。
宿泊費が東南アジアの中でも特に安いベトナム。物価や食費も日本の半額ほどです。
「 お金は理想ほどの金額を持っていないけれど、バックパック旅をしてみたい!」
そんな方でも、気軽にバックパック旅することができますよ。
もうひとつはバックパック旅をする上で必要なものが揃っているということ。
インフラが日本ほど発展していないのは事実ですが、旅する上で不便はなく、全然清潔です。
新幹線はありませんが、都市間の移動は長距離バスで簡単にでき、電車はありませんが、街中の移動はGrabで移動できます。
バックパック旅する上で、宿泊施設や移動手段が大切になってきますが、どこをとっても旅する上で必要なものが揃っているので、個人的な感覚では、ヨーロッパや日本を旅するのとさほど違いは感じませんでしたよ。
最後に、ベトナムという国の雰囲気です。
ベトナムは過剰請求は度々あれど、総合して安全な国。
欧米からも多くのバックパッカーが訪れているので多様性にも慣れています。
自分たちの生活の中に訪れる人々を受け入れてくれる人々が多く、人懐っこくゆるい雰囲気が心地よい国。
実際に訪れたベトナムは活気に溢れ、これからどんどんと変化していくのではと感じるエネルギーに満ち溢れた国でした。
ぜひ、ベトナムの活気とゆるさを合わせ持つ世界を体感してみてはいかがですか?
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